Mac mini M4はモバイルDTMに最適でMacBookより良い場合もあるので実機レビューしてみた

Mac mini M4

Mac mini M4は2024年に小型化、M4チップを載せて新登場しました

今までも持ち運びができるサイズでしたが、今回のMac mini M4は手のひらに乗るサイズ

あまりの小ささと取り回しの良さから、モバイルDTMとして抜群の相性を持っています

ケースもとても小さいMac mini M4

ケースの中には本体がぎりぎりのサイズで収められていました

前面にUSB-C端子が2つあります

背面には電源コネクタ、LAN端子、HDMI端子、Thunderbolt4(M4ProはThunderbolt5)が3端子

Thunderbolt4端子の真ん中は外付けSSDからOSを起動できるポートとなっています

電源ケープルは本体の下にありました
取り回しの良い長さかつ持ち運びの邪魔にならないサイズ感がよいです

Mac mini M4はなんと本体発熱がほとんどありません
2025年に発売されたMac Studioとの違いのひとつとなります

発熱しないため、サードメーカーより上記のようなカバーが発売されています

カラーバリエーションはまだ少ないですが、MacBookカバーのようにカラフルな展開になってほしいところ



Mac miniを実際に使用してみて

まずは気になるM4とDTM

Logic Pro 11を基準にしてみるとIntel Core i9モデルのMacBook Proと劇的な違いがあるようには感じませんでした
CPUメーターには10コア分が並ぶのかと思いきやそうでもない??

Mac mini M4シリーズはSSDの速度が過去のMacシリーズよりも遅いのですがその影響力は現状不明

総じて動かしていて限界はある程度できそうな気配というところでした

内部SSDに関しては実はユーザー交換可能

本ブログで紹介したAliexpressにて交換用のSSDが販売されています
2TBで36682円

ユーザー交換した場合Mac mini保証切れになること、将来的にOS側で交換品で動作しないよう変更される恐れがあることなどネックがあります
そのため本体のSSD交換をするなら最初からAppleでカスタムモデルを購入するか、外付けSSDでOS起動させるかとなります
ただし、外付けSSDでの起動に関してはMac mini M4Pro(Thunderbolt5規格に変わる)じゃないと現在のSSDの最大速度を出せません

様々なことを考えて1TBをチョイスしてみましたが標準的なDAWの動作用としては十分かと

メモリは16GB以上がDTM用途として最適
64GBのメモリを載せていても今のDTMではSSDからライブラリ直ロードなので効果がでません
DAW以外のアプリを複数立ち上げるマルチタスク作業をしない限りそこまでの容量を必要としない気配です

どちらかというとSSDの速度や容量、CPUパワーを上げたいところです



モバイル用途として

モバイル用途としてのMac mini M4は最高

前回ご紹介したモバイルディスプレイと合わせての設置
モバイルディスプレイは電源ケーブル要らずなのでHDMIかUSB-Cで接続する形
端子が豊富なMac miniなのでUSB-C一本で接続してみました


重さの観点においてMacBook Pro 16インチと同等なものの電源アダプタまで含めると少し軽い

物の嵩張り方としてはMac miniがスクエア型なので少し嵩張る形

MacBook系との比較をすると…

MacBook 16インチMac mini M4
外出時バッテリー稼働可能コンセントのある場所または大容量モバイルバッテリー
重さ バッテリーと充電器の重さがあるバッテリー非搭載分軽い
テナントイン時コンセントがなくても利用できるコンセントがあればどこでも利用できる
持ち運びのしやすさ良い16インチディスプレイ込みでほぼMacBook Pro16インチと変わらない印象
不安要素バッテリー寿命、液晶寿命、キーボード寿命内部SSDも交換できるため不安要素減

MacBookシリーズとほぼ変わらないというのが結論

バッテリー稼働させる時間が少しでも発生するならMacBook一択
コンセントがある場所でしか使わないのなら端子も多く価格もお値打ちなMac mini一択

このように落ち着きました

旧Mac miniと違いとてもコンパクトなので使用用途によってはMacBookの代わりになり得るという点が素晴らしい


Mac miniはMacスタンダードになる

MacBookじゃなければいけない理由が減ったということが大きいです

Mac mini M4Proまでスペックを上げればMacBook Pro同様の大容量SSD、大容量メモリを選択可能
Mac mini M4ProだとThunderbolt5となり80Gbpsで爆速外付けSSD利用可能

キーボードやマウスなど馴染みのものを使い、用途に合ったディスプレイを購入すればどこでもベスト環境でMacを扱えます

がっつりめに使いたいなら確実にMac miniをおすすめしたいところ
コンセントがないような状況下でがっつり作ることはあまりないと思われるのでお供にiPhoneかiPadを用意しておけば十分


まとめ

環境構築までは想像の域でしたが、環境構築後はMacBookである必要がないことをしっかり確認できました

MacBookより作業や制作の効率は格段にアップします

むしろこのことによりMacBookはiPadの代わりポジションとしてコンセントのない場所でmacOSを触る必要がある場合におすすめという流れかと

この場合はMacBook Air 13.6インチがベストチョイスかなと感じました


Mac mini M4モバイルを中心に考えた場合、iPadまたはMacBook Airが補完ポジション

メイン環境を持ち運びできてしまうのがMac mini M4のすごいところなのです

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