外付けSSDからのOS起動でのDTMしばらく使ってみて
外付けSSDからOS起動
macOS Sequoiaを外付けSSDからOS起動して2ヶ月ほど経ちましたので改めてレビューします
まず、環境は下記の通り
・使用SSD
このSSDは読み込み7200MB/s、書き込み6600MB/s
価格帯は8TBとしてはお値打ちな方
3月時点では9万円でしたが今は10万円超えていますね
・外付けSSDケース
今ではAmazonから気軽に購入できますが、3月時点では中国の通販サイトから輸入するしか手に入らないものでした
現状このケースともうひとつの二つが外付けSSDの最速を叩き出します
Thunderbolt5に対応していますがThunderbolt5の120Gbpsに対応ではなく80Gbpsに対応しています
この二つを使ってのOS起動でのSSDの読み書きは平均6000MB/s overでした
およそ外付けSSDメーカーの公表通りの数値です
OS問題
外付けSSDからのOS起動には問題があります
1つはセキュリティ低下の懸念
もう1つはApple intelligenceが使えないこと
Apple intelligenceはOS側で使えないようプログラムされているだけな様子
今後解禁されるのかもしれません
DTMとの相性
外付けSSDの速度はApple純正の一部のSSDより速いですが、一部のSSDより遅いといえます
Apple純正SSDの速度はどのモデルを購入したかで違う様子です
M4Max+上記の構成において残念ながらM1Maxの内蔵SSDの速度には勝てず、DTMにおいてはLogic付属音源のロードで一瞬カクツクような形です
現在のDTMにおいてはSSDの速度がかなり重要です
重要度はSSD≧CPU>メモリです
その他においては特に気になる動作がありませんでした
外付けSSDであれば換装できることもあるため、Apple intelligenceが解禁されればおすすめといいたいところです
現時点ではおすすめとはいえず、内蔵SSDを選択するほうが無難です
将来的にもっと速い外付けSSDケースがでてくるはずなのでそちらを使えば内蔵以上の速度を出すことが可能です
まとめ
Apple intelligence機能を使って作詞やコード進行を教えてもらえる機能が使えるLogic Proにおいて、AI機能を使うのであれば内蔵SSD一択
ただし、その他のAIを使用している場合は外付けSSDでよいと思います
外付けSSDは今というより近い将来12000MB/sのSSDを動作させることができる外付けSSDケース発売がでてからが本領発揮
12000MB/sのものはまだ8TBモデルが出ていないこともあり、2026-2027年あたりに普及してくるのではというところです
現行の80Gbps外付けSSDケースの価格は数万円
これが数千円になるのは2027-2028年頃ではないかと予測しています
現実的に外付けSSDを爆速で使用できるようになったのが2025年と考えるのが良いでしょう
Mac購入の際はThunderbolt5対応品を(M4Pro、M4Maxチップ搭載Macが該当)