Mac Studio M4MaxでDTMをしてみた結果わかったこと
Mac Studio M4Max
Mac Studio M4Maxは2025年3月に発売されたMac Studioシリーズ
特徴としてM4Maxは存在するもののM4Ultraは存在しないというポジション
Mac StudioといえばUltraというイメージですが、2025年の夏までの時点ではM3 Ultraとなります
M4MaxでDTM
まだ最適化されていないのでは疑惑があるM4Max
DTMにおいてはM4チップ自体がiLokを正しく動作しないなどまだ乗り換えタイミングとはいえませんでした
オーディオインターフェイスにおいてはM4というより年々外付けまわりに関して厳しくなるmacOSから弾かれる可能性があります
弾かれてしまうと当然使えなくなる可能性がありますしこの設定無効化はできません
実際にM1Maxで制作していたプロジェクトを開いた場合や新規プロジェクト作成時、M1Maxの3.5倍と噂されるM4Maxは3.5倍のプラグインが立ち上がるわけではなく、M1Maxより2-3トラックほどプラグインが余分に立ち上げられるくらいのイメージです
メモリの恩恵については昨今のSSDから直接音色ロードする時代のため、32GB以上あれば十分そうです
実際64GBと48GBでの動作は変化がありませんでした
SSDは速度の速いものがよいです
5000MB/sと7000MB/sのSSDだと5000MB/sでの音色ロードは体感約1秒ほど遅い感じです
現状のMシリーズの場合どのMaxシリーズでもよく、SSDの速度が速いモデルがDTMにとって優秀そうな気配です
Thunderbolt5に対応していることは強みとなり、次世代SSDの速度にも十分対応できるものとなります
Mac miniやMacBook系統と比較した場合大きさが気になります
端子の豊富さは素晴らしいのですがMacBook Proで制作できていたのであればそこまでポート数を必要とせず余ります
筐体は常に冷ややかで発熱する気配がありません
これについてはMシリーズ全般そうといえますが、大きな電力を必要とするMac Studioでも発熱する様子はありません
据え置きで使う分には⭕️
徒歩での持ち運びは△
Mac mini、MacBook系統、iMacにはそれぞれの特徴がありますがM4UltraがまだないMac Studioには特徴があまりないような位置付けです
まとめ
Mac Studio はUltraモデルに価値があると考えるべきです
Ultraなら搭載メモリもSSD容量もMaxより劇的に増えます
Mac Studio M4Maxにおいて飛躍的な性能と感じる点はThunderbolt5対応とポート数の多さです
ここが魅力的と感じるかがこのモデルの選択理由となる形です
現在のDTMにおいてはMac mini M4ProとMacbook Pro M4Maxが理想的な環境のように思われます
Mac StudioはM4Ultra待ちです
Mac mini M4Proとの価格差観点は別記事として容易してありますのでそちらをご覧ください