KORG KRONOSは物理シンセ最強として今も新品が出続けている異例のシンセサイザー
KORG KRONOS
KORG KRONOSは2011年に登場し2025年もVer3として発売し続けている最強の物理シンセサイザー
ワークステーションというカテゴリーに位置しており、内部にDAW機能を搭載
MIDI、オーディオどちらも扱うことができます
また、9種類の音源を搭載し、タッチパネルで自在に音色エディット可能です
オーディオインターフェイス機能搭載、本体の音色をDAWにUSB経由で送り込むことも可能です
もうシンセサイザーに盛り込むものはないのではというほどに高機能
KRONOSの内部はなんとLinux OSで動いており実質PCでDAWやプラグインを立ち上げているの同じ状態なのです
初代からSSDの搭載や大容量メモリ搭載しており、特にグランドビアノの音色は他のソフトシンセでは出ない音色としておすすめです
超えるシンセがいない
KRONOSを超えるシンセサイザーは今の所でてきていないような状態です
ワークステーション系は他のメーカーもだしていますがKRONOSを明確に超えたといえるものがありません
というより、物理シンセにおいてPCと同じ構造を持ってしまったらこれ以上のものは出てこないというのが正しいような気がします
弱点
PCなので起動が分単位
冷却ファンなどの音がする(一応マニュアル操作で一時停止できる)
88鍵盤がチープで壊れやすい
弱点は本当に弱点です
スタジオワークには向いていますがライブ使用には勇気が必要です
鍵盤についてはコルグ自体が質の良いものを作れるようになるのを期待するしかありません
まとめ
KRONOSは初代から今に至るまでアップデート対応で動作しています
まだ発売中ということもありプレミア価格はついていません
ハードシンセサイザーとしては狙い目といえ、見方を変えるとコルグが販売しているKORGエミュレートソフトシンセで揃ってしまう問題があります
2025年において、物理シンセサイザーとはその形からインスパイアされる楽器として取り扱うことが大切です
音色のみであればいくらでも良いソフトシンセがありますからね
ハードシンセサイザー購入検討時は上記の点やメンテナンス、音色と操作のリンクによる唯一無二感をポイントにしてみるのがおすすめです