M1ネイティブ対応サードプラグイン爆誕!Melodyne5.2にネイティブ化が遅れる秘密が?!

Melodyne 5.2

Melodyneとはもはや音楽業界で知らない人はいないくらい有名なピッチ補正プラグイン

他のピッチ補正プラグインと違うのは、EDITORまでアップデートすると和音のピッチ補正もできること💡

アコースティック楽器の演奏修正はもちろん破壊的な編集でクラブミュージック素材として再構成させることも可能です♪

そんなMelodyneが5.2になっていよいよM1ネイティブ対応を表明!

詳しく見ていきましょう


Melodyne 5.2はAppleシリコンMac上でネイティブに動作

Melodyne 5.2はAppleシリコンMac上でネイティブに動作するようになりました❣️

まだまだM1ネイティブ対応の少ない音楽プラグイン
Melodyneのような必須プラグインが早々と対応してくれたのはありがたいですね♪

さて、この対応によってM1の対応が遅れている理由が判明しました


ネイティブ対応が遅れている理由

Apple Logic ProをAppleシリコン上でネイティブに実行する場合、Audio UnitプラグインはLogic外で動作するとのことで、これによりプラグインクラッシュ時にDAWが落ちない設計になっているみたいです

上記の特殊技術がARAなどサードパーティ製拡張機能に完全対応できておらず、現状Logic Proでネイティブ動作できない理由となっているとのこと

今回の5.2でLogic Proを扱う場合、Rosetta 2経由でしか使えないのです🧐

では他のDAWはどうなのでしょう?


他のDAWではネイティブ動作するのか

・M1ネイティブ動作しないDAW
Pro Tools 2022.04 (Rosetta 2で動作)
Logic Pro 10.7.4 (Rosetta 2で動作)

・M1ネイティブ動作するDAW
Cubase 12.0.20
Studio One 5.5.2
Live 11.1.1
Digital Performer 11.0.4
Nuendo 12.0.0

現状で動作しないとされているDAWはどちらも今の音楽業界で重要なポジション
安定性を確保しない限り更新しない方針の完全業務用DAWであるPro Tools
安定性と先進の技術を無償提供するApple純正DAWであるLogic Pro

どちらにも言えることは「安定」という言葉でしょうか

確かにLogic Pro使用時、プラグインが落ちてもDAWは落ちないという不思議現象が起きます
慣れてしまうとそれが普通と勘違いしてしまうのです
他のDAWだとプラグインが落ちる瞬間にDAWも落ちるのはわりと普通な出来事…


まとめ

このように着実にM1ネイティブ動作するプラグインは増えています

ただし、Melodyneのメーカーさんでさえ苦戦する状況

他のサードメーカーさんの古いプラグインがディスコンになることは大いにあり得ます

Macで音楽をする人にとって大切なのは二択

ひとつはIntel版Macによるレガシー環境を保つこと
ヴィンテージシンセみたいな感覚でIntel Macを所持するイメージですかね?
可能であれば様々なハード機材が動く「Mojave」が入ったMacがよいかも


もうひとつはM1へ切り替える覚悟と実行
Intel版Macの修理受付が終わってしまう前にメインMacをM1にしておく必要があります
早いうちに古いプラグインに見切りをつけ、新しいプラグインだけで旧環境に似た環境を再構築する必要があるのです

時間をかけてでもM1へシフト計画進行するのが吉ですよ💡

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