M4MacでDTMする場合、こんなときにパワー不足になるけどそうじゃなければM1でもよい

M4 Macがパワー不足

M4シリーズMacですらパワー不足となるDTM

いったいどんなことが起きるのでしょうか?

PC/Macの構成とDTMの関係は下記のように見る形となります

CPUプラグイン全般
メモリ主にサンプラー系
GPUDAWグラフィック描画や4Kなど
SSDサンプルファイルの読み込み速度や
大容量音源インストール

M4チップは上記のうちSSDを除いたものが複合しています

この項目の中でも1番DTMでパワーを必要とするのがCPU部分なのです


DTMにおける各項目の考え方

CPUは重たいプラグインを利用するなら確実に高性能なものが必要となります

例えば演算の多いソフトシンセ、AIエフェクトが相当します

メモリ消費についてはOSとDAWが十分に動くものであればよいという見方になります(Macの場合)
サンプラーもSSDから直読み込みする状況なので多くのメモリを消費しないという状況ですね

GPUはDTMにおいてM1だとしても問題ありません
M1でも4K、2モニター、MAで動画表示しながら制作可能です

SSDはMacの内蔵タイプ爆速のためMシリーズ全体高性能
DTMではサンプラー音源の読み込みでSSD速度が影響します
もちろんSSDの容量とサンプルの重さは直結します
例えば大容量ピアノ音源や管弦音源あたりを集めるとすぐに8TBオーバーとなります
SSDの容量は16TBくらいないとクリエイターとしては心許ない印象です


上記に加え96kHz以上のハイレゾソフトシンセ音源もとてつもないCPUパワーとSSD容量が必要となります


M1シリーズでもできること

実はM1という最初のMシリーズでもできることはたくさんあります

重たいAIプラグイン、ソフトシンセを使わなければ問題なく使えるのです

AIプラグインはほとんど使わずミックスしたりレコーディングメインで使ったり、ハイクオリティな最新ソフトシンセを多用しなければ問題なく動きます

Mac mini M4がコスパよすぎるため旧型の中古Mシリーズを狙うほどではありませんが、MacBook系を狙いたいなら中古も選択肢に入れて良いと思います

M1MAXやM2MAXあたりは狙い目


レガシー環境なら最終系MacBook Pro

レガシーなIntelシリーズでプラグインを利用するならIntel最終系MacBook Proです

Core i9のMacBook Proが相当します

このMacBook ProではTouch Barが搭載されており、意外とDTMの相性抜群です
フィジカルコントローラ付きMacといった感じです



まとめ

DTMにおいてはどのような制作内容なのかで必要なスペックが異なります

レコーディング主体であればMシリーズのどれでもよく、AIエフェクト多用なら最新のMac

あとは曲想で決まります
非常に重たいソフトシンセを多用しがちな曲想なら高性能なMacが必要となります

また、96kHz以上でソフトシンセを動作させる場合、まったくといっていいほど性能足りずとなります
この場合は将来的なMacに期待したいというレベルです

どのような音楽を作りたいかでおよそ決まりますので購入前に作りたい音楽をイメージしてみるのがおすすめです!

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