これから新品MacでDTM始める人必見SequoiaでRMEオーディオインターフェイスを使うためのドライバ関係最新情報
RME製品をSequoiaで使う方法
RME製品のほとんどがAppleシリコン搭載Macではシステムのセキュリティ・ポリシーを「低セキュリティ」にする必要なく、「完全なセキュリティ」の状態で運用できるドライバーで動作するようになりました
Sequoia上では上記理由において完全なセキュリティである「DriverKitドライバー」で動作する形に変更されています
上記を利用する場合、いきなりDriverKitドライバーをインストールしてはいけません
中古、新品いずれかの方法で手に入れたRME製品に対してまずはフラッシュ・アップデート・ツールを使って最新版にファームウェアをアップデートしてください
フラッシュアップデートツールはこちらからお手持ちの製品を選んで見つけてください
上記ツールでUpdateボタンが表示された場合はアップデートしてください
最新版の場合はそのままアプリを閉じてください
上記お手持ちの製品ページmacOS 11以降用USB DriverKitドライバーを手に入れてください
DriverKitをインストールします
※DriverKitのインストールは必ずファームウェアが最新版であることを確認後に行なってください
インストール中にインストーラがFinderの制御やフォルダへのアクセスを求めるメッセージや表示される場合は[OK] をクリックしてアクセスを許可します
「機能拡張がブロックされました」と表示された場合、 [OK] をクリックせずに、 [システム設定を開く] をクリックすると、「プライバシーとセキュリティ」が開かれます
「セキュリティ」の欄にブロックされたRMEアプリに対して[許可]ボタンをクリックします

システム設定>一般>ログイン項目と機能拡張>ドライバ機能拡張>インフォメーションボタンクリック>Fireface USB Settings.appをオン
上記項目がオンになっているか確認してください
この項目がオンになっていないとTotalMixを開いても手持ちの機材が認識できません
※オンになっていない場合でもFireface USB Settiongsアプリの方は認識できているので注意
これ以降について
RMEからリリースされるDriverKitドライバーとファームウェアのアップデートに注意しておけばOKです
してはいけないこと
RMEのMacOS11以降(Intel/M1以降搭載)Mac用インストール・ガイドをSequoiaのMacで実施してはいけません
こちらのページ内容はSequoiaについての記載ではありませんので要注意です
Sequoiaではこの記事にある低セキュリティにすることなく動作するようRMEがDriverKitを用意してくれています
DriverKitを使うことが今後のMacでのDTMで重要なことですので低セキュリティにしないよう気をつけましょう
まとめ
RMEの製品はディスコンとなったものでもほとんどが最新のSequoiaに対応しています
今回のDriverKitによりさらにMacと親和性が生まれたため末長く使うことができます
RMEのページはMシリーズ初期の情報が入り混じっているためややこしくなっていますが、実際は本ページの手順通りなため作業量は少なくなっています
Macを低セキュリティで使わないよう意識し、手持ちのMacが低セキュリティに設定されているMシリーズであればこれを機に完全なセキュリティ状態でSequoiaのクリーンインストールに臨むのがおすすめです