普通のキーボードをMPE対応させるMIDIプラグイン半額2月28日まで
普通のキーボードをMPE対応させるMIDIプラグイン半額2月28日まで
Fluid PitchというMIDIプラグインは普通のMIDIキーボードをMPE対応っぽく動作させることができます
謎の2/27-2/28という2日限定半額セール
価格は半額で6,380円
このプラグイン、調べてみると発売当時のセールでは4000円あたりだったようです
円安ですね…
このメーカーはコードタイプのMIDIプラグインも発売しています
とても面白そうなのですが、MIDIプラグインに6000円は高すぎるような…
MPEの可能性
MPEはなんども触れている通り演奏の新たな形です
音源などはかなり出回っており、DAWに標準付属していることもあります
問題はMPE演奏するためのキーボードがあまりないことです
下記が今回ご紹介しているMIDIプラグインを適応した演奏です
完全なMPE演奏ではないもののそれっぽい部分は再現されています
左右に鍵盤を揺らしてビブラートの代理機能がない点はMIDI1.0規格の鍵盤構造的に存在しないため仕方ないところなのかなと
動画では特定のコードからピッチでスライドして次のコードーシフトさせています
スケールを指定することでスケールに沿ったコード変更ができるようです
面白いけれど限定的
MPE演奏は面白いのですが、あくまで演奏
MIDI打ち込みという観点では微妙というか完全に同じことを再現できます
やはりリアルタイム演奏でたくさんのパラメータを直感的にコントロールできる楽しさにあると考えるべきです
上記理由故に万能なものといえず、使用するとしても限定的になります
MPEやMIDI2.0が普及しない理由のひとつがこういった演奏方法の浸透しにくさなのでしょう
MPEアプリはiPhoneにある
MPEといえばRoliというメーカー
国内でRoliの鍵盤を手にいれる方法は輸入しかありません
このメーカーがiPhone限定で出しているiOSアプリにMPE演奏(感圧は特定のiPhoneのみ作動)できるものが存在します
確かにMPEの演奏特徴を考えるとiPhoneやiPadでできそうなのですよね
それでもRoliというメーカーがスタンダードになれないのはこの新しい演奏方法が一般浸透しないから
ヤマハのエレクトーン並の展開で新しい楽器として認知されればワンチャン?
まとめ
MPEに近い演奏ができるMIDIプラグイン
今の所はこれしかないですが、そろそろDAW標準でMIDIプラグイン搭載してもおかしくないころ
6000円という価格は半額だとしても高いイメージ
75パーセントオフならMPE気になっている人は買い
ウィンドシンセもそうですが、新しい楽器の浸透はおそろしく長い年月がかかるようです
MPEが当たり前になる時代はあと何年後なのか気になるところ