M4Max SequoiaでApogee製品がAppleのセキュリティによりブロックされる件とiLokの一部プラグインが動かない件でM4は今鬼門

M4Max SequoiaでApogee製品がAppleのセキュリティによりブロックされる件

M4Max SequoiaでApogee製品がAppleのセキュリティによりブロックされる件について

アプリケーションなどを移行アシスタントで引き継いだMac StudioでApogeeがAppleによってセキュリティブロックされてしまいました

開発元”Apogee Electronics”のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました。

ソフトウェアが古いのではと思い、Apogeeの公式サイトより最新のApogee Control 2 InstallerをDLして古いソフトウェア削除のためSoftware Uninstallerを使って削除

削除後Software Installerでインストールしなおしてみました

結果は?

認識できませんでした。

というオチ

実際動作しないのかというとそうでもなくApogee Control 2とSymphony Desktopは相互通信しあっており問題なく動作
DAWでもインプットアウトプット問題なく認識しており録音再生問題ありません↓

しかし、解消しないというのは気になりますね…
一方RMEはM4 macminiで問題なく動作
RME製品はすべてAppleに許可された形でドライバまわりもAppleのシステムと統合したため安定して動きます

今後Macでミッドエンドで高品質なオーディオインターフェイスを使うなら安定性、音質ともに最強のRMEです


iLokがM4シリーズで不具合を起こしている件

iLokがM4シリーズで不具合を起こしている件について

Pro Toolsは現在、PACE iLokライセンスとの互換性の問題により、M4チップを搭載したApple Macコンピュータをサポートしていません。M1、M2、M3チップを搭載した以前のMacモデルは、影響を受けません。PACEは最新のSDKでこの問題を解決しており、2025年第2四半期を目標にした次のPro Toolsリリースに統合される予定です。
※AVID公式サイトより引用

まずAVIDがiLokはM4をサポートしていないと表明しています

このことからレコーディングスタジオでのProTools運用においてM4シリーズは除外されることとなります

実際に試してみたところiZotope製品はプラグイン検証に成功しますが立ち上げようとするとiLokが認識できないエラー表示となり利用できませんでした

同様にiLok管理されているAVOXについてはなぜか問題なく動作しています

iLok管理されている製品といえば…

・Air Music製品 (xpand!2など)

・UVI製品
・Apogee製品
・Eponential Audio製品(Komplete付属のものが有名)
・Celemony(Melodyne 5)
・Krotos
・Synthogy(Ivory II)

・East West(Opus)
・Antares Audio technologies(Autotuneなど)

となり、楽曲制作の中心域のものが多く該当します

現状ではM4で動かないものとして、上記のプラグインを必須としている場合はM4導入見送りしてください


iLok側の対応待ちとなりますが、2025/5/10の時点で未対応です


まとめ

M4Macと Sequoiaの組み合わせは現時点でDTMの鬼門状態です

iLok絡みがクリアになること、Appleからセキュリティブロックされないオーディオインターフェイスであることなど課題が大きいのです

この状態が7月あたりまで続くのであれば秋には新OSが登場し、冬にはM5が登場する可能性がありますのでM4への乗り換えを飛ばしてM5待ちでよいかというところです

現状DTMではM3シリーズがおすすめです

またiLokの状況が変わり次第記事にしていきます


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