Ivory IIは素早くM1(Rosetta2のみ)対応+Monterey対応していた件😳

Ivory IIとは?

SYNTHOGYというメーカーが制作するPCMグランドピアノ音源「IVORY II」

PCMという音源のなかでは最強クラスの音質を誇ります
そして容量も馬鹿でかいw

最強ピアノ音源は2種類あり、そのうちのひとつがこれと考えて良いでしょう


Ivory IIのすごいところ

かなり長いことIIのまま無料アップデートを続けている気がしますが、MIDI2.0規格に含まれるハイレゾリューションベロシティ(ベロシティの段階が5桁になる)に対応したり、ダンパーペダルの踏み具合をオンオフだけではなく、本物のように踏み込みの度合いによりリアルに音色変化したりグランドピアノ弾きさんならこれみたいな音源です

Roland RD-2000が発売された時即対応したのもこのメーカーの特徴(RD-2000はハイレゾリューションベロシティ+127段階ダンパーペダル対応ハードウェア)


更新は素早いけれど?

上記を見てもらうとわかるのですが、

  1. macOS Monterey 12、Apple Silicon/M1 MacにてRosetta2モードでの動作をサポート
  2. Apple Silicon/M1 ネイティブ動作は未対応

と記載があります

まぁ、ある程度M1MacでDTMしてるとわかるんですが、

M1ネイティブ動作は未対応

これね…😇

別のブログで作家ですらM1のことよくわかってない的な記事を書きましたが、M1ネイティブ対応してるプラグインは全然少ないです

ちなみにM1ネイティブ対応していないものと対応しているものを混在させることはできません

使いたいプラグインがひとつでもネイティブ未対応なら、M1ネイティブ対応プラグインすらもRosetta2で動かすことになります

そして、Rosetta2モードのDAWではCPUの扱いがうまくない印象で突発CPUオーバーロードやアプリ落ちも存在します

※Rosetta2モードとはMacOSに搭載されているIntel互換モードで動くエミュレーターのこと

このことはこれからDTMをされる方にとって本当注意してもらいたいことで、なかなかしっかりと音楽制作におけるM1の挙動について情報提供しているブログや動画がないのです

このことからIvory IIを2022/4の時点で最適に動かせるのはIntel Macシリーズとなるわけです…


Ivory IIなどに見られる傾向

このメーカーさんの更新は上記の通り迅速

とにかくピアノ音源の頂点に君臨すべく全力な印象です

そんなメーカーさんですらネイティブ M1対応ができていない状況

逆にネイティブM1対応を着々と進めているのは勢いにのっている大きめなメーカー

IK Multimedia社なんかは本当どんどんM1ネイティブ対応を増やしていっていますし、M1ネイティブ対応できなかったプラグインはアップグレード版を作ったりしています


DTM界隈は今情報大混雑

各メーカーもM1に対して検証中と記載していればまだましな方で、ディスコン(永続的に動かない)と記載されることもあります

いや、ディスコンと記載があるならましかもしれません

かつて定番といわれたプラグインですら更新がなく、Monterey対応かすらも不明なものはザラにあります


まとめ

現状、DTM環境で過去製品を動かせるのはIntel Mac
WindowsならIntel版Windows10がベター

DTMであれこれ考えるのが面倒ならM1搭載しているiPad


iPadにはGarageBandという無料にして最強級のDAWが入ってますし、iPad自体がキーボードやドラムやギターになったりします

ボカロを作りたい人にとっても1キャラクターあたりの価格がPC系アプリよりものすごく安く、扱いやすいです

そもそも現在のiPadOSはマウスとPCキーボードつければほぼPC
スペックについては、iPad Proまで引き上げた際MacBook Air(M1)/MacBook Pro13インチ(M1)と変わりません

DTMプラグインも豊富になってきたため、次世代音楽の作り方としてiPadは本当推したい💡

音楽を作るならWindows/Macみたいな発想は持つ必要がないかもしれない時代

どちらかというより、思いついたら即音楽にできてどこにでもいっしょに持ち出せるほうが強い!

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