まさかの音楽ハードウェアより先にDAW「Logic Pro」がMIDI2.0に完全対応😳
MIDI2.0規格に対応してしまったLogic Pro
まずは下記のスクショをご覧ください
上記の
環境設定>MIDI
項目に「MIDI2.0」項目が表示されていることがわかりますね
これにレ点を入れるには…MIDI2.0に完全対応したハードウェアの接続が必須と😳
MIDI2.0とは?
さて、ここでMIDI2.0とはなんなのかご紹介
2020年2月22日にAMEI/MMAが同意書に署名された規格
- 1つ以上のプロファイル
- プロパティ・エクスチェンジ
- MIDI 2.0チャンネル・ボイス・メッセージ
- ジッター補正タイムスタンプ
- システム・エクスクルーシブ・8ビット・メッセージ
- ミックスド・データ・セット
上記のうち一つ以上に対応しているものをMIDI2.0規格対応製品と呼ぶそうです
興味深い部分としてMIDI2.0規格はMIDIケーブルに対応しておらず、USB経由でデータのやりとりを行うのだとか
大量のデータやりとりができることから、ハードウェアの情報とDAWの情報をリンクできるようなものもあり興味深いものです
詳しくはAMEIが英語版PDFを公開しているのでGoogleから検索してみてください♪
※httpsアドレスではないためここに直リンクできません
MIDI2.0に対応しているハードウェア
これが大問題で…w
とりあえず…
Rolandより発売中のA-88MK2が対応予定
ポイントは
予定😇
2021/12/22の時点でサイトにMIDI2.0対応表明なし
つまり…ない😱
まさかのDAWが先に対応し、ハードウェアが0というオチ…
これには多くのDTMerが驚いたことでしょう()
実はなくもない
とはいえ、部分的に対応しているものとして、
Roland RD-2000がハイレゾリューションベロシティに対応
ソフトシンセとしては、
Pianoteqがハイレゾリューションベロシティに即対応
ほぼRD-2000の発売にあわせてコロナ前の2019年頃には対応していたのです😳
これらをDAWで扱う場合、ベロシティとは別にCCを取り扱うためリアルタイム入力以外では非常に使いにくいのですが()
たぶん…?
AppleのことなのでおそらくiPad/iPhoneのLogic RemoteというアプリあたりでMIDI2.0に対応してきそう😓
これがガチだとコントロール系ハードウェアがさらに売れなくなるという事態に()
となると、鍵盤タッチでの入力が必要な人だけMIDI2.0に対応した機材があれば良い的な?
そういった意味では最初にご紹介したA-88MKIIが最適な選択なんですが、一体いつMIDI2.0に対応するのやら…
究極のDAWへ
Logic ProはすべてのDAWを乗り越え孤高のDAWへと進化していきました…
無償アップデートでMIDI2.0にまで対応してしまうあたり正気の沙汰とは思えない()
果たして他社はどうでるのか…来年のDAW業界はさらに状況が変わり、MIDI2.0機器の登場も期待されますね♪