DuetとBabyfaceの決定的違いと今後の戦いに迫る
Duetとは
Apogeeというメーカーが開発した持ち運びできるオーディオインターフェイス
2In2Outオーディオインターフェイス系究極の形ともいえるもので、操作性、音質、Logicとの親和性(ミックス画面にDuetのパラメータが出てくる)などどこを切り出しても他のメーカーより段違い
特にApple+Logicユーザーならこれを選択しない手はないでしょう♪
Babyface
こちらは前回のブログ記事でもご紹介したもの
今までの小型オーディオインターフェイスで最強の座を争っていたのはこのBabyfaceとDuetだったといっても過言ではありません
ただ、こちらはBabyface Pro FSという新型が今年出たため、音質においてはリードした形となります😳
違い
どちらの機種もフラットな音質ではありますが少しだけ色があります
Duetの音質はわかりやすく言うと明るくパキッとした(少しコンプかかった感)元気な音質
Babyfaceシリーズは3種類すべてJazzやオーケストラのような音に向いた繊細でリッチな響き
この段階で方向性が違うため、曲作りのときその気にさせてくれるのがDuet、ミックスのことを意識させられるのがBabyfaceと考えて間違いないでしょう👍🏻
FSとDuetでは異なる
ただし、Babyface Pro FSとDuetとで比べると音質はかなり違います
現状は確実にBabyface Pro FSのがより繊細かつ高解像度な音質
新製品と比べてしまうのは酷な話なので、2020年秋登場Symphony Desktopとの差で比べたほうがよいかもしれません
Symphony Desktopが鍵を握る
今後の勝負は確実にSymphony Desktopが握っています
Duetはそもそも2in2out
Babyfaceシリーズは10in10out以上持ってますからね
そういった機器の入出力の点ではSymphony Desktopとの比較が一番近い形です
秋が待ち遠しいですね💡
最後に少しだけ
さて、本格的なミックスをしたい場合は何がよいかについてですが
Symphony Desktop発売前の段階では初代BabyfaceですらDuetに優っています💡
リバーブの細かさやピッチの繊細さ、歪み系エフェクトが綺麗にかかっているかどうかなどに気づけるのはBabyfaceシリーズです
もしミックスを極めたいなら、中古でも構わないのでBabyfaceシリーズ(初代Babyface、Babyface Pro)でも構いません♪
ただし、Babyfaceには廉価版のようなものがあり、そちらは未知の音質なため、手を出さないほうが良いでしょう(見た目は初代と同じ形をしていますがRMEからは発売されていないのでメーカー名を調べればわかります)