Babyface Pro FSレビュー💡

今年最大級の目玉音楽機材

Babyface Pro FSとは、2020年1月30日に発売されたRME社が誇る最強の小型オーディオインターフェイス👍🏻


Babyfaceの歴史とモデル毎の違い

Babyface(2011年)


192kHz対応
Steady Clock搭載(200MHz)によりジッター抑制
3BandEQ、エコー/リバーブDSP搭載
AD/DAコンバーターは115dBAのSN比
マイクプリアンプはデジタル制御で最大60dBまでの増幅と独立した+48V Phantom電源の供給が可

  • 最大10入力、12出力を利用可能
  • 2系統のアナログ入力
  • 4系統のアナログ出力
  • 1系統のADAT入出力(S/PDIF入出力としても利用可)
  • 1系統のMIDI入出力
  • USB 2.0端子(USB3.0端子に繋げても動作可)
  • Hi-Z入力端子(アナログ入力×1と兼用)

Babyface Pro(2015年)

アナログ4in/4out(インプットはマイク2ch、ライン2ch)
デジタル8in/8out(ADAT)
MIDI in/out

新たにアナログ回路とデジタル回路を設計することで最大118dBAのSN比
マイクプリアンプはデジタル制御で最大76dBまでの増幅と独立した+48V Phantom電源の供給が可

  • 最大12入力 / 12出力チャンネルを利用可能
  • 4系統のアナログ入力(Mic、Line、Instrument)
  • 4系統のアナログ出力(2 x XLR、2 x Phones)
  • 1系統のADAT I/O または 1 x SPDIF I/Oオプティカル
  • 1系統のMIDI I/O(ブレークアウト・ケーブル経由)
  • USB 2.0端子 (USB 3端子でも動作)
  • 全入力にデジタル・ゲイン・コントロールを搭載
  • ヘッドフォン用にそれぞれハイ・インピーダンスとロー・インピーダンスの出力を搭載

Babyface Pro FS(2020年)

1000兆分の1秒(フェムトセカンド)精度のジッター抑制できるSteadyClock FSを新たに搭載

SN比はマイク入力が113.7 dB、ライン入力が116.3 dB (120 dBA)とさらに進化し、ライン入力のTHDは8 dB向上

ヘッドフォン/イヤフォン端子部分について3.5mm TRSフォン出力は最大90 mWまで対応、両端子の出力THDは、­最大10dB改善され3.5mm TRSの出力インピーダンスが2Ωから0.1Ωに減少

  • 最大12入力 / 12出力チャンネルを利用可能
  • 4系統のアナログ入力(Mic、Line、Instrument)
  • 4系統のアナログ出力(2 x XLR、2 x Phones)
  • 1系統のADAT I/O または 1 x SPDIF I/Oオプティカル
  • 1系統のMIDI I/O(ブレークアウト・ケーブル経由)
  • USB 2.0端子 (USB 3端子でも動作)
  • 全入力にデジタル・ゲイン・コントロールを搭載
  • ヘッドフォン用にそれぞれハイ・インピーダンスとロー・インピーダンスの出力を搭載

黄色線とピンク線を引いたところが変わったところです💡
無印からProへは入力端子の向上
ProからFSへは入力端子のさらなる向上、ヘッドフォン音質向上、クロックジェネレーター大幅進化により超高解像度音質へと進化‼️


なにがすごいのか?

そもそも、事の発端は「Babyface」という音楽機材が生まれた頃に遡ります💡

初代こと「Babyface」のコンセプトは外で高品質な音楽制作しちゃおうぜみたいな感じ♪

それゆえに、初代Babyfaceには持ち運び用のバックがついてたりしました😊

なによりRMEというメーカーがすごいというのがポイント
羅列すると…

・どの機種もドライバが今の所生涯現役
・RMEはUSBに絶対的な自信があり独自のUSBドライバを作れるので新OSにも強い
・音質がとても美しいのでリバーブ音に驚愕する
・機材の作りがしっかりしていて壊れにくい
・入力(インプット)の作りも上手なためプリアンプも優秀
・クロック精度に命かけてる勢いでエネルギー注いでるので音の解像度がすごい
・PCの電源が入ってなくてもUSBで電源供給してれば音出しできる

基本的にこんな感じですね
同価格帯で勝負できるのは同じようなニュアンスで音楽機材作ってるApogeeくらいです😇

他のメーカーは超ハイエンド機はともかく、全滅系なので使い捨て感覚で買うくらいの勢いであってるかなと

具体例だと、R社やY社は国産ながらドライバ切りが早く新OSで使えなくなる
M社は壊れやすい
そもそも小型機種において音質面でRMEとApogeeに勝てるメーカーは0😇


早速見ていきましょう

化粧箱は横長です

スライドするとこんな感じで下になにかありますw
この下の黒いものはDIGI Checkの冊子
Babyface Pro FSのDSPで測定できるRMSやPeakについての説明書ですね♪

そして、ケースはなんと一般的な楽器と同じようなプラスチックハードケースになりました😳

もはやBabyじゃあないww

ちなみに、底面に別途紙パックがついており、そちらにユーザーズガイドとかステッカーとか入ってます♪

中身はこんな感じ♪

・USB-C to USB-B(B側がBabyface Pro FS側)
・USB-A to USB-B
・MIDIケーブル(ハイスピード対応タイプ)

この3種類のケーブルがついてきます

見た目はBabyface Proと同じかなと😊


気になるファーストインプレッション

Babyface、Babyface Proと聴き比べした中でのBabyface Pro FSはやはりSteadyClock FSを搭載しているだけあって分解能が数段あがっています😳

さらにヘッドフォン端子の進化も相まって無印→Proの時のような録音の向上だけでなく、Pro→FSは視聴時の変化がとても大きいです‼️

具体的には、リバーブの音がものすごくきめ細かく聴こえ、少しでも気持ち悪い響きしてるとすぐ気づけますw
音域毎の音がくっきり表現される(音程も含む)ため膨らみすぎた倍音はすぐ見つかるし少しでもピッチ外すとすごく外れた感じに聴こえます😳

まぁ、この現象はRME製品初めて持った人なら体感済みだと思うのですが、こんどはRME社製品同士で体感することになるのですw

RMEのBabyfaceシリーズを知ってる人なら間違いなく進化を感じられるのでもはやなにも躊躇することなく買いです👍🏻

初めてRMEのBabyface Pro FS導入を考えてる人は、おそらくSymphony Desktopと悩むことになるかもしれませんが、価格面では現状FS勝ちです😳

そもそもBabyfaceってすごいの?
みたいに思っている方はBabyfaceシリーズどれでも良いので中古で安く手に入れてまず音質にびっくりしましょう👍🏻
初代Babyfaceですら現状同サイズ同価格帯で勝てるオーディオインターフェイスほぼなしですからね♪
※このインターフェイスは作った音楽に対して忠実な音を出すため、出音の音質に少し脚色が欲しい人には不向きです

今後は比較を中心にレビューしていこうと思っているので続報をお楽しみに♪

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