HYDRASYNTHで0からパッチ組んでみたらやっぱりど変態シンセだった

HYDRASYNTHとは

2010年代後半にこっそり登場した化け物シンセサイザー

それがHYDRASYNTH

OSCの種類が異様にあるうえに音も良く、3OSC+RINGMODという構成のおかげでどうとでも音作りできます♪

フィルターはなんと違うものを二種類使うことができます

それだけにとどまらず5エンベロープ、5LFOという脅威

これだけでも化け物級であることが伺えます


パッチを0から組んでみた

OSCを選びMUTANTで変化させるだけでも2工程追加されるためど変態な音を作り込めますw

さらにRINGMODが加わると凄まじいことにw

全部使いこなしていこうと思うともはやカオスな音色の誕生ですw

各種OSCの音量バランスをMIXERで調整したあとは2種類のFilterの設定

そのFilterに対してENV1とLFO1をかけることができます(ここは固定されている)

次にAMPへ進行するとここではENV2とLFO2をかけることができます(ここも固定されています)

一般的なADSR表現はAMPのENV2のことを指しています

AMPを通過するとPREFXへ

PREFXではエフェクトをかけることができます

PREFXを通過したあとDELAY→REVERBと設定していきます

最後にPOSTFXを設定して完成となります

余ったENV3-5とLFO3-5は自由な場所にアサインすることができるようになっています

が、そんなにアサインしまくる音色って何?! みたいになってきますw

ENVに関しては4でギブアップするくらい

時間的変化を起こすパラメータが同時に5つも動作するってどういうことみたいになりますね()

また、LFOに関しては揺らすことはできますが揺れまくりのサウンドになりカオスにw

ここまで設定するだけでもものすごく時間が溶けますが、ここからMOD MATRIXの設定へ…

MOD MATRIXではCC、アフタータッチ、モジュレーションホイール、MPEなどあらゆる操作に対してどう任意変動させるかの設定を行なっていきます

LFOからLFOに変化を繋げることもできるようですが、まったくイメージできなかったため使用せずでした😇

LFO5つ使った音作りの段階でそうとう複雑な周期的変化する音色になっているためMOD MATRIXにアサインするものがなかなか決まらず悩みました…

MACRO ASSIGNまで組もうとしたら膨大な時間が溶けていたのでさすがにやめて曲作りへ

これで音色は完成となるわけですが、上記の写メのボタンをおせばすぐに各種パラメータにアクセスでき、MOD MATRIXで変更したい箇所を指定する際にも各種ボタンを押すだけでいけました(2、4のボタンとその横のノブでも可能)


パラメータは膨大だけれど各種アクセスはものすごくわかりやすい

本体設計が素晴らしく、膨大なパラメータとなりますがアクセスのしやすさのおかげでサクサク作り込んでいけます

問題点があるとすると1音色作るのに膨大な時間が溶けるというところでしょうかw

しかも組んでいる間も楽しいので困ってしまう

まだ1個目の音色ですが、各種パラメータを駆使すると人の歌声のような感じを作り出すことができました
どうしてそうなるのかは不思議ですがとにかくLFO5つの力は偉大ですw

また、フィルターのなかにApple GarageBandやLogic Remoteについているスマイルフィルター(顔の表情でフィルターのあけしめが作動)に似たマウスフィルター(口の形で変動する)というものがありました

HYDRASYNTHにはカメラがついているわけではないので、どうやら人の口の動きを模倣し、口が開くとフィルターが開き、口が閉じるとフィルターがしまるというものをエミュレートするようです


まとめ

HYDRASYNTHは間違いなく2010年代後半に登場した奇跡の化け物シンセサイザーです

知名度が低いのは本当残念すぎます!

決して初心者向けではなくかなりシンセサイザーに慣れた人でも使いこなすのは難しいシンセサイザー

ENV5、LFO5を同時に操ろうとすると頭爆発しますw

最上位のHYDRASYNTHはアッパーロウワーが使えるようになり事実上OSCが倍になります

6OSC+2RINGMOD+10ENV+10LFOって何をすれば良いんだろうw


人間が操るにも限度というものがあるということをわからせにくるHYDRASYNTH

その最強さはきっとディスコン後ビンテージ化した時に発揮されることでしょう💡

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