分解能がMIDI1.0より細かいシンセサイザーのパラメータの入力が簡単になるDAW欲しい件

分解能が細かいシンセサイザー3選

分解能が細かいシンセサイザーといえばまず思い浮かぶのがMIDI2.0対応シンセサイザー

シンセサイザーは40万円を超えるようなハイエンド系しかないしMIDIキーボードはA-88MKIIしかないという


一部のDAWはMIDI2.0に対応としているものの、いまいちその入力編集がピンとこないというか、イベントリストで調整できるようにみえないというか
まだまだDAW標準になれないのが現状でMIDI1.0主体という時代遅れを数年しているのが実情

RD-2000というローランドのシンセサイザーはベロシティが1000段階を超えています

ハイレゾベロシティというもので通常のベロシティ値127段階✖️CC88で1000段階を超えるというもの

リアルタイムに弾いてMIDI修正なしなら問題ないのですが、ノートをずらそうものなら同一にCC88も移動させなければならず非常に面倒
ハイレゾベロシティはMIDI2.0規格前のものなのでさすがにDAWでひとつのパラメータのように表示させられなさそうな気もしますがなんとかならないものかという…

Hydra Synthも超分解能対応となっており、なんとNRPNを使ってMIDI記録を実現しています

が、NRPNの修正はCC88より大変
バラメータ可変が多い本機種だとNRPNヌルの打ち方も覚えないといけません

NRPNが使えるのはすごいですがエディットパラメータが今時とは思えない古典の世界となってしまうのは問題


分解能の細かい機種は意外と多い

同じくローランドのAIRA製品はほとんどの機種が実機のコントロールに対して細かい変動をします
ただしAIRA製品はその細かさをMIDI出力できないという弱点があります
MIDIコントロールしなくてもという気もしなくもない機種が多いAIRAですがしたくなるというのも事実




DAW側で簡単に調整できるようになってほしい

上記に書いた通り、複数のパラメータのタイミングを合わせなければいけないという面倒さが問題になります

DAW側でピッチベンドのようにさもひとつのパラメータで変動させているかのように作れないのかなと思うのです
※ピッチベンドは実際複数のイベントで16384段階を実現しています



まとめ

リアルタイム入力のみであればMIDI2.0やMPE、ハイレゾベロシティの効果は高いです

やはりMIDI制御されている以上イベントリストでの編集はしたいですし、追加情報をマウスで打ちたい時もあります

MIDI2.0がもっと普及すれば変化するかもしれませんが、現状対応製品が少なかったりハイエンドシンセサイザーばかりだったりでMIDIキーボードはまったく増えていません

どの分野においても分解能が細かくなって困ることはないはずなので一気に普及してほしいのですが…

今後に期待したい反面ROLIのようなMPEメーカーですら普及しきれない点がよりMIDI2.0普及の厳しさを物語っています…

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