Roland A-88MK2が1番早くMIDI2.0の制作で使う主要な機能に対応しました
Roland A-88MK2
ローランドはもともとA-88MK2をMIDI2.0対応にする予定とアナウンスする形で販売
2023年11月のバージョンアップにていよいよMIDI2.0がSonomaで動作しているLogic Proにて動作可能に!
MIDI2.0に対応しているのは?
8つのノブにアサインしたパラメータとベロシティがMIDI2.0対応となりました
ペダル類やモジュレーションコントロールは未対応の様子
KORGのMIDI2.0対応製品との違いはここですね
KORGはMIDI2.0におけるDAWとの間の音色選びに対応
一方ローランドはCCやベロシティなど制作に必要な機能に対応
まだ完全対応している製品はないという状況ですがDAW全盛期なので入力データ関係に対応してくるほうが良いですね💡
MIDI2.0の恩恵を受ける人
演奏しない人にとっては特にハードが2.0対応してもあまり…
音色を選ぶ機能といってもソフトシンセ群を管理するようなものではなく、あくまでそのハードシンセの音色をという意味です
専用エディタアプリがなくても音色管理できるようになりますよというところでしょう
MIDIコントローラを使わなくてもデータ入力はステップ形式でできます
そういう意味では全ての音楽制作者が恩恵を受けることになるでしょう
ソフトシンセ界隈は沈黙
肝心のソフトシンセ界隈がMIDI2.0対応と表明していません
そもそも厳密に規格として通すことはハード以外で表明しずらいのかも?
ハイレゾベロシティに対応といったことはすでにピアノ専用音源では導入されています
このあたりはほんと今後次第ですね
MIDI2.0による繊細な音楽表現
各種バラメータが細かくなることにより荒さがなくなります
よってより繊細に音が変化する様を楽しめるようになります
データ入力の仕方をDAWでどれだけ簡単にできるかというポイントもありますし、イベントリストで的確なデータを打てるかもポイントになります
イベントリスト関係はDigital Performerのような正確さを各社作り上げて欲しいところ
まとめ
ようやくMIDI2.0による制作ができるようになってきました
ただし、MIDIコントローラーはまだ1機種のみ
MIDI2.0対応しているDAWを使ったとしてもソフトシンセがありません
ハードウェアとしてもありません
40年ぶりの新規格
もりあがっていきたいですね!