配信者さん必読 Roland E-4はVT-4で使えなかったiOSに対応した新型ボイスチェンジャー!

ボイスチェンジャー(ボイチェン)とは?

まず大前提として、ボイスチェンジャーとはボーカルにエフェクトを施し、音楽的なサウンドへ変化させるものであるということです

ボコーダーという機能もその系統に属します


VT-4

VT-4とはRoland社が作ったボイスチェンジャー兼オーディオインターフェイス


これも音楽機材としてボーカルにエフェクトをかけてリアルタイムに歌うような系統なのですが、出てきた時代あたりにボイスチェンジャーが意味違いの人気を博し、今やVチューバー御用達みたいになっています

使用しているユーチューバーもおり、本来の機能とは意図しない方向でヒットしたのです

この機種色々勘違いされていますが、できることはボイスに対して加工をする機能があり、オーディオインターフェイス機能を持つことにあります

そのため、これ一台で配信することは不可能ではありません

問題点があるとするとPC or Macでしか動作しないことです


新型はE-4

Rolandから新しく発売されたE-4はVT-4を小型化したような装置

VT-4とは違いバッテリー駆動(USBバスパワーも可)に切り替わっており、1回の充電で3.5時間使用できます
(VT-4はUSBバスパワーor電池)

よりサイズが小さくなり手軽感が増したことと、価格が8000円くらい安くなっている点がメリット

配信者向きなピッチとフォルマント変更機能、リバーブ機能が備わっています

逆に気になる点は、入出力端子ですね

SYNC(IN、OUT)端子:ミニ・タイプ
MIX(IN、OUT)/HEADSET端子:ステレオ・ミニ・タイプ (ステレオ、CTIA)
MIDI(IN、OUT)端子:ステレオ・ミニ・タイプ
MIC IN 端子 : ステレオ・標準・タイプ
USB端子:USB Type-C(R)(オーディオ、MIDI)

なんと、ミニ端子!!

ガジェットタイプはこうなりがちですし、音楽的にはわからなくもないのですが、配信者には分かりにくい仕様かも?

音楽機材においてミニジャックはあまり使われていない端子です

このE-4にミニジャックが採用されている理由としては同シリーズや他社のガジェット機材、モジュラーシンセなどの系統で接続しやすいからでしょう

マイクインがステレオフォーン端子というのもなかななかに不思議使用ですw

コンデンサーマイクを繋ぐ、ダイナミックマイクを繋ぐとなるとマイク端子
これらをフォーン端子に変換するとなると、ダイナミックマイクはケーブルだけ整えれば問題ないのですが、コンデンサーマイクはこの機材との間に48Vが使えるミキサーを挟むか、電源付きコンデンサーマイクを購入する必要があります

USB接続タイプのマイクE-4に接続できませんので注意してくださいね?

もし、コンデンサーマイクを直接ボイスチェンジャーに繋げたいのならVT-4をおすすめします


VT-4とE-4どっちがよい?

VT-4はコンデンサーマイクに電源を供給できますし、キャノン端子もあります
出力はフォーン端子と一般的な音楽機材のように取り扱えます
また、前面端子にマイク用ミニジャックがついていたり至れり尽くせり

E-4はバッテリー駆動になったこと、小型化したこと、iOSに対応したことがポイント

どちらも大きいわけではありませんが、iPhoneとE-4だけというシンプルな持ち運びができる点はE-4がよく、
OBSなどを使うようなタイプの配信だとVT-4の方がよいことになります

単純に外出先でガシガシ使いたいならE-4と言っても良さそうです

ただし、E-4の場合でiOS使用となる場合、アプリによって外部オーディオインターフェイスの入出力が使えずiPhoneの標準マイク、スピーカーしか選択できない場合があることを忘れずに!

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