KOMPLETE KONTROLをMIDIコントローラーとして使う方法(設定編)

KOMPLETE KONTROLとは?

Native Instruments社が作るMIDIキーボードであり、MIDIコントローラー/フィジカルコントローラー

最大の特徴は同社独自の「NKS」という規格によって、「NKS」に対応しているプラグインならすべてのパラメータを本体つまみにオートマップしてくれるというもの


MIDIコントローラーとして扱う

KOMPLETE KONTROLをMIDIコントローラーとして扱うとはどういった意味かを説明すると、

「MIDI コントロールチェンジ」情報をユーザーがノブに任意に割り当てする

ということ

早速ですが、設定の仕方を公開♪

上記の画面を使う機種と後述する画面を使う機種があります

まずは上記から

こちらは、

OS X: Macintosh HD > アプリケーション > Native Instruments > Controller Editor > “Controller Editor.app”

を単独で立ち上げて設定していくというもの
この機能に対応機種の方がすくないので注意

画面の説明をすると、

まず青枠の部分をクリック
この時、文字を入力できるのですが、これは本体のディスプレイ部分に表示させる文字でしかありません
そのためCC11と入れたからといってコントロールチェンジ11番が機能するわけではないので注意

続いて黄枠の「Assign」を選択

緑枠のところに11と入力するとコントロールチェンジ11番が機能します
※Type を Control Changeにしている場合


KOMPLETE KONTROLで設定する場合

多くの機種は下記の設定となり、上記で説明した専用アプリは使わないようです
次の3シリーズはすべてKOMPLETE KONTROLで設定します

  • KOMPLETE KONTROL Sシリーズ MK2
  • KOMPLETE KONTROL Aシリーズ
  • KOMPLETE KONTROL M32

こちらはシンプルにDAWを立ち上げず、KOMPLETE KONTROLをスタンドアローンで立ち上げる形

スタンドアローンだと右上の赤枠部分にMIDIアイコンがあるのでそれわクリック

続いてCC変更したい箇所(青枠)を選びディスプレイに表示させる文字もついでに入力

選んだ青枠に対して緑枠の部分でMIDIコントロールチェンジ番号を入力

と、設定は案外簡単です


設定したMIDIコントロールモードへ切り替え

KOMPLETEKOMPLETE KONTROL S-Series MK2SHIFT + MIDI / PLUG-IN
 KOMPLETE KONTROL S-Series MK1SHIFT + INSTANCE
INSTANCEを押した後、Browseノブを回し、コンピュータ画面で「Switch to MIDI mode」を選択
 KOMPLETE KONTROL A-SeriesSHIFT + MIDI / PLUG-IN
 KOMPLETE KONTROL M32SHIFT + MIDI / PLUG-IN

本体パネルにある上記のボタンを押すことでMIDIコントロールモードへ切り替えられます

これによりさきほど設定したMIDIパラメータを操ることが可能になります


有機ELディスプレイの利便性

KOMPLETE KONTROLの特徴のひとつであるタッチセンサー内蔵ノブは、ノブに触れるだけで有機ELディスプレイに設定した名称と値が表示されます

そのため、ノブをいちいち回して効果を確認したり、ディスプレイの変動する値を確認する必要はありません

回さないままで視認できるという利便性が恐ろしく高く、各ノブの上下どちらかに有機ELディスプレイがなくても問題ありません

これは他のMIDIコントローラーには見受けられない実に素晴らしい設計思想です💡


MIDIコントローラーとして優秀

キーボード部分はさておき、MIDIコントローラーとしては優秀なので、鍵盤なしタイプを出して欲しいくらいw

鍵盤の質感にこだわりがないならば88鍵を選んでもよいかもしれませんね

鍵盤にこだわりがある人はM32をマスターキーボードの上にのせて使うのがおすすめ

今の所パラメータ変化をリアルタイムに行いたい人にとってiPadの次にマストツールかもしれません


コントロールサーフェイス機能やNKSプラグインモードについてはそれぞれ別記事として記載しますのでチェックしてみてくださいね♪

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