MPE対応シンセORBAの25年最新アプリとファームウェアアップによるMIDIコントローラー設定に迫る

ORBAの最新情報

ORBAとは片手で持てる小さな本体にMPE機能や独自のMIDI機能を備えたデジタルサンプルプレイヤーであり最新版Orba3はサンプラーへと進化しています

ORBA1、Orba2もアップデートが続いており、今回は最新情報をまとめていきます!


最新のアプリでの設定(ファームウェアアップデート込み)

Orbaの設定は下記のようになっています

ORBA1ではBluetoothかUSB接続してMIDIコントロールすることが可能です

バッテリーは意外と減りが早いように感じますがORBA1なのでバッテリーが弱くなっているのかも?
Auto PowerOFFをオンにすると一定時間操作していない状態で電源が切れます
ORBA1をUSBで接続しているときはUSB経由でオーディオインターフェイスにサウンドを送れる様子
Haptic FeedbackとはORBAを演奏するとバイブ振動する機能のこと
振動がデジタル楽器らしくて結構面白いのでオンのままにしています

MIDI ModeはMPE、Single、Per Portが選べます

MPEはMPEモードとしてMPEに準じたMIDI情報が送信されます
Singleは1chに固定されてMIDI情報が送信されます
Per PortはORBAの4つの楽器(リード、ベース、コード、リズム)が別々のchとしてMIDI送信されます

Pitch Bend ScaleはPad上を左右に指で動かす時のピッチ可変幅を指すようです
100パーセントにしても対してピッチが変わりませんでした

結構びっくりしたのがオーディオインターフェイス設定が現れたことです
アプリ単独でオーディオインターフェイスから音を鳴らしたり、録音したりできる様子?
まだORBAのサンプリング機能を試していませんがこれってかなりすごいのでは…?


ORBAのスケール変更

ORBAのスケール変更について日本語マニュアルではSong作成時にできると記載がありましたが、現在のバージョンではアプリ上部からいつでも設定変更できます

しかも、このEdit Key項目を触った瞬間にそのキーに変更されるので非常に便利
いちいち保存などをする必要はありませんでした

メロディー(Lead)はペンタトニックに固定されており、これによって和音を弾いても不協和になりにくい構造を保っているようですがペンタトニックをいつも弾きたいわけではないのでベースと同じようにダイアトニックスケールにしてほしいです

コードでの演奏は1Pad押しで3和音のMIDIデータが送信されます
よくありがちなルートだけMIDIデータ送信されるというパターンではないところが好感度アップ
でも3和音の範囲でしか演奏できない点がつまらなくも感じます

マイナーキーについてはナチュラルマイナーが採用されていました
メロディックやハーモニックも弾きたいんですが…


Bluetoothの設定

AUDIOMIDIのMIDIスタジオからBluetoothボタンを開き接続ボタンを押す形です

つないだ瞬間から少しでもORBAを触ると膨大なMIDIデータが飛んできます


まとめ

MIDIコントローラーとして大変ユニークですが上記に書いた通りORBAの仕様で曲想が偏りがち

MIDI CCは固定でもよいとしてLead、Bass、Drumに対して自由なノートナンバーアサインをできるようにしてほしいところ
また、Chordはせめて3和音、4和音の設定くらいはほしいです

ORBAをMIDIコントローラーにする場合、どうしてもノート情報が付随してしまうのでノートの不自由さがポテンシャルを低めてしまっているように感じます

まだ単体で演奏していませんがおそらくペンタトニック曲しか作れなくて飽きるのでは?
さらにはペンタトニック曲が苦手な人は買っちゃダメまで言って良いレベル

ORBAを使ってうまくMIDIコントロールするには、プラグイン側でCC割り当てを考えたりドラムのノートナンバー配列を調整する必要があります
そのあたりを工夫してORBAで演奏することを軸に作った楽曲が下記となります

もう少し使い込んでみて何か発見したら記事にしてみます!

単体でのサンプリング機能を駆使したルーパーでの小曲も試してみたいところ

ここまで触った感じメジャースケールでならコード入力、ベース入力は適していて、ドラム入力は楽器の構造もありかなりおすすめです

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