BFD3.4.3.7をM1版Macで動かせるのか検証してみたら大変な目にあった😱
BFDとは?
BFDとはリアルな高品質ドラム音源としてれコーディングエンジニアライクにバランスを取れる玄人音源
玄人音源でありながらサウンドクリエイターが好んで使っていた使ったらそれっぽい音になる系ドラムソフトシンセを駆逐したことでも有名♪
ただし、その後の流れはあまりぱっとせず、BFD4が出る前に制作会社てあるFxpansionがinMusicに譲渡してしまったというなかなか時代の流れを感じさせる音源なのです🧐
買いかどうかという話でいうと、インストール周りの面倒さから様子見が吉
既に持っている人が環境維持するために的なところがあります
新規でドラム音源を探しているなら下記が新しい系統でおすすめです
さて、それでは本題に♪
BFD3.4.3.7をM1版Macに入れる
まず大前提に、
BFD3.4.3.7はM1シリーズに対応していない
しかもOSはBig Surまで
この時点でM1 MAX/Proなんかはどうしようもないという
なので下記は自己責任で!!!!!
まず基本的なインストール方法は代理店が詳しく記載してくれているのでご参照を
用語として覚えてほしいのは、
BFD LicenseManger
BFD3 SoftwareInstaller
BFD3 ContentInstaller
があるということ
また、Fxpansionのままな人は「BFD製品のアカウント移行方法 〜 FXpansionからinMusicへ」を参照してInMusicへ登録しておきましょう
BFD1、2の音色を使用する場合はこちらも参照ください
M1シリーズ+Montereyへこの手順の通りインストールすることはできます
が、音色をロードできないからの…下記トラブルが発生します
BFD3をM1版Macで使うとトラブルが
![](https://i0.wp.com/mirrorofes.com/wp-content/uploads/2022/02/scr2022-02-19-23.26.38.png?resize=1024%2C727&ssl=1)
音色がロードできないバグに続いてすぐ、上記のバグが発生します
BFD3 has been disabled because The license file is corrupt Please run the license manager
これはライセンスマネージャーというさきほどご紹介したアプリと連携がうまくいっていないということ
代理店ではアプリの削除、ログアウトと再ログインを推奨しています
が、これでは動かない!!!!
ライセンスマネージャー上ではオーサライズしていると表示されていてもダメです
ちなみにオーサライズのリセットもあまり関係なかったです
つまり正体は…
![](https://i0.wp.com/mirrorofes.com/wp-content/uploads/2022/02/scr2022-02-20-0.48.00.png?resize=1024%2C600&ssl=1)
バージョンでした!
BFD Licence Manager V3.0.5.3
に対して
BFD3 SoftwareInstaller V3.4.3.7
BFD3 ContentInstaller V3.4.3.7
である必要があるようです‼️
この二つがピタリとあった瞬間、上記のエラーが表示されなくなり、ライブラリのロードも問題なく行えました♪
![](https://i0.wp.com/mirrorofes.com/wp-content/uploads/2022/02/scr2022-02-20-0.47.18.png?resize=1024%2C667&ssl=1)
ライブラリについて
さて、ライブラリについては旧Fxpantionのデータをそのまま使い回しできます
BFD3を立ち上げて、
![](https://i0.wp.com/mirrorofes.com/wp-content/uploads/2022/02/scr2022-02-19-23.16.40.png?resize=1024%2C727&ssl=1)
赤い枠部分をクリックして、ライブラリがあるフォルダを指定してあげれば読み込みます♪
ちなみに、1と2は最初にご紹介した通りメールお問い合わせしないと「license!」と表示されてロードすることができなくなっています
M1版で動くのには理由がある
というわけで無事M1版Mac+MontereyでBFD3が動くことはわかったかと思いますが、落とし穴があるのです
下記をみてください
![](https://i0.wp.com/mirrorofes.com/wp-content/uploads/2022/02/scr2022-02-19-22.57.39.png?resize=589%2C1024&ssl=1)
これはアプリケーションフォルダにあるLogic Proをコマンド+タッチパッドクリックorマウス左クリックで「情報」を表示させたもの
項目に「Rosettaを使用して開く」という項目があるのがわかると思います
この項目にレ点を入れることでBFD3が動かせるのです
言い方を変えると、M1シリーズの性能を最大限に発揮させることはできておらず、Intel版のものをM1で動くよう変換するプログラムを挟み込んでいるということです
これがM1でネイティブで動くかどうかといいます
しかもLogicごとM1版からIntel版へ変換するという…
M1版Logic内部でRosettaを挟んでプラグインが動くものだと勘違いしてました…()
これから先のことを考えるとぶっちゃけネイティブで動くアプリケーション以外はインストールしないほうが良いと思われ、それまではIntel版Macの併用もありありのありと考えるべきです
まとめ
まだM1ネイティブ対応しているプラグインが少なすぎて、サード使わずにいける可能性を秘めたLogic Pro以外のDAWはIntel版のほうが安心して利用できます
今回は記載しませんが、Rosetta2を介して変換しても動かないプラグインを確認しています
BFD3は長らくBFD4が出ず、まさかのFxpansionからInMusicへメーカーが変わるなど衝撃の出来事がおき、その移管関係でインストール後のトラブルがややこしいことになっています
無理して導入するプラグインとは言えないので、M1ユーザーさんはこれを機にネイティブで動くプラグインのみに的を絞って新DTM環境を構築する方が良いと思われます♪