気になる2021年以降のBluetoothオーディオ品質(無線イヤフォン)を調査してみた

Bluetooth Audio

Bluetooth5.2ではLC3といわれるコーデック採用しそれ以前のBluetoothを「Classic Audio」と命名し、旧規格である「Clasic Audio」の345kbps品質をLC3では160kbpsで実現できるようになった😳

このLC3といわれるコーデックを採用した「LE Audio」機能を搭載する無線イヤフォンが2021年以降に登場するという流れ


正式資料

正式な資料はこちらからご覧ください


興味深いサイト

なんとこちらのサイトでは実際に無圧縮のデータとLC3、旧規格SBCでのクラシック曲の聴き比べができてしまう😳

ぱっと聴きで音悪いのはSBC192kbpsですね😓
LC3だと128kbpsまではなんとか聴ける

LC3がすごいのはよくわかったんですが、kbpsの値が変わらないのに音質上昇ってことは非可逆圧縮の仕方を変えた?

いずれにしても「No Encoding」が本当のハイレゾ音源であり作家やエンジニアが普段制作時に聴いている音

この内容だと圧縮コーデックがよりリアリティを増しただけで「No Encoding」再生できるかは別問題

ただ、Bluetoothに無圧縮の「データ」を飛ばして再生させることができればワンチャンノーエンコーディングによるハイレゾ音源視聴ができるのかも?

どちらにしろまぁまぁがっかりしましたw

ちなみにコンパクトディスクデジタルオーディオでは「44.1kHz16bit(1,411.2kbps) 」を出す必要があります

世の中の言うハイレゾはこれを超す品質「48kHz以上24bit」のこと

ハイレゾ配信するとは言ったがハイレゾ配信するとは言っていない?

結局のところ圧縮してしまえばその容量分の音楽情報は吹っ飛ぶわけです😓

Apple Musicは無圧縮配信も発表しましたが、これはBluetooth以外での視聴を推奨するということなのでしょうか

そもそも第一世代のAir Pods Proを始めとしたAppleのBluetooth視聴機器はまだ上記のLC3に未対応なのだとか


おそらく第二世代での対応となり、2021年後半には登場するのでしょうが、まだまだ有線には敵わないことが伺えます


音楽家とリスナーの壁

音楽家が届けたい音がリスナーの環境に揃っていない問題がずっと続いているというか、一度無圧縮での音楽提供ができていたCD時代から音質は退化し、気軽に音楽を聴ける形が進化していくという

商業作家観点からするとこの気軽に聴けるリスナー環境で最良な音が鳴るように音楽を作るしかないのです😳

音楽機材は超ハイレゾに突入し音楽家は日々ハイレゾ状態の音楽と向き合うなか、リリースする楽曲達は圧縮オーディオであるというギャップを埋める日はまだまだ先のことになりそうです

ただし、Bluetooth Audioの音質が上がったことは大変喜ばしいことなので今後に期待です♪


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