深まるApogee Symphony Desktopインプットノイズの謎

深まるApogee Symphony Desktopインプットノイズの謎

Apogee Symphony Desktopの背面インプット1、2にフォーンケーブルを繋げるとノイズが乗る件

試しにギター用のフォーンケーブルを繋げてみたら?

音がでませんw

試しに使ったギター用のフォーンケーブルは普段フロントギターインプット端子につなげているものです
もちろんフロントでは問題なく利用できています

どうもSymphony Desktopは背面に繋げるケーブルに対して自動的に判定しているような気配が

ギターケーブルを繋げて外して、再度Canareのフォーンケーブルを繋げたらフランジャーのようなうねり音はなくなり、一般的な2Pケーブルノイズという印象になりました

とはいえ2Pケーブルにしてはかなり上がってくるほうだと思います…

フォーンケーブルをSymphony Desktopに繋いで、反対側は何にも繋げていない時ノイズは乗りません

反対側にシンセサイザーを繋げて電源オフでノイズ発生

シンセサイザーの電源をオンにするとノイズはうねりを増します

このような動きからアース周りにも疑いがあります

3Pフォーンケーブルを使えば解決しそうな気配がしますね…

ちなみに上記がアンバランス型という2Pフォーンケーブル

⬇️のバランス型という3Pフォーンケーブルに対応している製品ならば3Pフォーンケーブルを使用するほうが音質がよくなります


本来期待される動作

一般的なミキサーのようにマイク/フォーンコンボ端子に対してプリアンプを通過(プリアンプオフもできる)していく形が1番無難ですね

つづいてプリアンプオフのままで固定された仕様

例えば下記のような仕様ですね

・マイク入力 2.4kΩ / +17dBu 
・ライン入力 11kΩ / +30dBu 
・ステレオ入力 100kΩ / +30dBu

フロントギターインプットがギター用のHi-Z端子なため安定しているのはそのためかなと


アンバランスケーブルはNG?

Symphony Desktop本体へのアンバランスケーブルの使用は避けた方が良いかもしれません

もしアンバランスケーブルを使うならADATを経由してプリアンプなどを導入したときでしょうか

そこまでの規模感があるような装置とも言えず微妙なんですけどね…


まとめ

現時点ではケーブルの自動判別のような機能が働いているような気配がしつつもアース周りも疑わしいという状態

種類やメーカーの違うケーブルを繋げてみると謎のフランジャー音のような全体域ノイズはなくなります

本機の販売時点でのライバルはBabyface Pro FSですが、圧倒的にFSのがインプット3P固定など仕組みがしっかりしていて使いやすいです

Apogeeらしい音質を手に入れたいという理由で選択すべき機種ではありません

Symphony mK2と同じ音質ですが、Symphonyの良いところはAVIDのHDXオーディオインターフェイスになれるというところにあり、AVIDのDSPありきです

Apogee自体エフェクトやDSPの設計がまだまだなのでとてもおすすめできるものにはならないという状況です

引き続き原因を調べていきたいと思いますが現時点ではこのような推測となります!

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