ゲーム音楽の制御に使うWwiseをmacOS Mojaveにインストールする方法
Wwiseとは?
ゲーム開発用インタラクティブオーディオソリューション
それがWwise👍🏻
なんのこっちゃ?
ってなりそうなので簡単に説明すると、今時のゲーム制作において、サウンド制御はただ単に音声ファイルをプログラムから鳴らしているわけではなく、メインプログラマーはゲームプログラムに集中できるよう、最低限のサウンド呼び出しプログラムしか行わず、ほとんどのゲームサウンド制御をサウンドチームでしてしまおうというものです💡
どこまでできるのかというと、DAWのようにシンセを扱ったり特定シーンでプラグインをかけたり、音量バランスのミックスをWwiseの中で行うことで、複雑なゲームシーン内でより効果的なサウンド演出をすることができるようになるというもの👍🏻
macOS Mojave 10.14.6へのインストール方法
まずはWwiseランチャーをDLしましょう♪
続いてWwiseのユーザー登録
ここまでするとDLしたWwiseランチャーからログインできるようになります
ただし、まだWwiseランチャーを起動しないように
その前にやることがあるのです👍🏻
SDL2インストール
Wwiseのデモゲームを起動するにはSDL2のインストールが必要です
このSDL2のインストール方法、Wwise公式ページに載っているのですが、如何せん情報が古くその通りにしてもインストールされせん
この段階でどうすべきか30分くらい悩んでしまいましたが、無事解決したのでMacOS MojaveやCatalinaの方はこの記事をご参考に♪
まずは、https://www.libsdl.org/download-2.0.phpへ行こう
上記ページから「Runtime Binaries:SDL2-2.0.12.dmg」をDL(本文記載時のバージョンのため今後手にいれる方は最新のRuntimeで良いと思います)
ライブラリにSDL2.frameworkを入れる
ライブラリ>Frameworks>
にSDL2.frameworkを入れます
再度Wwiseランチャー起動します💡
Wwiseランチャーを起動後Wwiseインストール
起動したWwiseランチャーのWWISEタブを選択
基本的にLatestバージョンでよいので青色のInstallボタンを押しましょう♪
インストール画面では様々なものをインストールできますが、今回は上記の項目だけチェックし、他のチェックボタンは外しましょう💡
※チェックしなかった項目はあとからインストールすることが可能です
なんとプラグインとして、DTMで有名なiZotopeやMcDSPが出てきます😳
ほかにもNUENDOが…
※NUENDOはCubaseの上位アプリに位置付けするオーディオ強化されたDAW
いよいよ起動!
さきほどのWwiseランチャーよりSAMPLESタブを選択するとCubeというデモゲームが入っています💡
ちなみに上記のスクリーンショットはSDL2がうまくインストールされていないときのもので、赤文字でSDL2入ってないから入れてねと警告され、インストール方法はこれだ的なURLがでてきますがそのURL先の内容が古くて実行しても何も起きませんので注意! 今はこのブログの記事通りでターミナルとか使わなくても簡単にインストールできます♪
Run Codeを押せば見事起動♪
MacでFPSが走ってることに驚きましたww
起動後マウスカーソル動かないーっOSの操作できないーて焦るかもしれませんがコマンド+TABでファインダーに切り替えれば良いですよ👍🏻
今回はここまで♪
まとめ
いかがでしたか?
Wwiseは普段DAWやプラグインで細かい値を数値入力してる人ならさほど難しくないはず👍🏻
逆に今回書いたSDL2のインストール方法について公式情報が古いため迷うはず
Wwiseはゲーム業界で働くなら必須アプリなのでこの機会に習得してみてはどうでしょうか?
Wwiseアプリは非商用なら自由に使えるので教材としても優秀ですよ♪