音色や波形が読み込めないなど移行アシスタントで発生したアクセス権限トラブルの直し方
DAWで起きるさまざまな問題
移行アシスタントにてデータ移行がうまくいかないと、アクセス権限トラブルが発生します
特にアカウントを引き継がず新規アカウントにデータ移行させようとすると発生しやすいようです
発生してしまった場合、移行したデータの大元のフォルダに対してCmd+iで情報をみてアクセス権の修正をしていきます
移行アシスタント後はアクセス権がぐちゃぐちゃになっているので下記のように整えます
・今のアカウント名 読み/書き
・Staff 読み出しのみ
・everyone 読み出しのみ
上記設定後⭕️で囲まれた「・・・V」を押して「内包をしている項目に適用」を押します
この時、1度だけではなく適用後もう一度「内包をしている項目に適用」を押します
2度適用することでアクセス権が直ることを確認しました
このことを知らない時期にターミナルでアクセス権を直したことがありますがこちらは効果なしでした
Macで起きやすい罠
Macの内臓SSDの容量が大きいほど新しいMacへのデータ移行に莫大な時間がかかります
現在のMacはWiFiを使った自動転送がメインですが速度は遅く回線が切断されることもあります
8TBともなると移行完了は絶望的です
そこで有線ケーブルを使用します
Mac同士のケーブルはThunderbolt4ケーブルが必要となります
USB-Cケーブルではないので要注意
M4Pro移行よりThunderbolt5が搭載されていますのM4Pro以降のM5やM6シリーズではThunderbolt5ケーブルでの転送となるでしょう
これら有線ケーブルでもTB4やTB5の速度は出ず時間がかかります
理想的な移行はTime Machineを使った有線接続です
Time Machine経由の場合はその有線ケーブルの転送速度にて転送されます
まとめ
SSDの大容量化だけではなくmacOSが内蔵SSDじゃなく外付けSSDにOSを入れた場合、正規にアップルインテリジェンスを使えなくさせていたり、せっかく高いセキュリティが低下してしまったりとオフラインでの使用目的のMacあたりしか外付けSSDからのOS起動に利点はありません
可能な限り内蔵SSDにてmacOSを動かしましょう