MacユーザーがWindowsの諸問題を考えてみる
Windows問題
Macユーザーから見てWindowsで問題にみえることを書いてみました
・アップデート時間(DLからインストール再起動後またアップデート再起動)が異様に長い
・アップデートしてシャットダウンとアップデートして再起動がうまく機能していない
・アップデートでトラブル発生確率高い(DTMならドライバ削除)
・アップデートのトラブルレベルが異様(SSDが壊れる、一部のアプリ動作が半速になるなど)
・アップデートしないよう設定しても強制アップデートされてしまう(特殊方法で止めることは可能)
・アップデートしないとOffice365やアプリが動かなくなったりする
とにかくアップデートするのに相当な覚悟が必要なWindows11
つづいては
・バッテリーがないときスリープに入れず限界まで起動しつづけて電源落ちでブルースクリーンになる
・起動に失敗したあとユーザープロファイルが壊れるとユーザーファイル復旧が大変(Cドライブへの保存は危険なまま)
・起動に失敗して再起動して回復に失敗のループ(復旧ポイントがないとほぼ回復できない)
・各種コマンドでのエラーチェックをかけても直らないことの方が多い(リカバリになる)
・そもそもメンテナンスでコマンド(cmd)を多用する
・デバイスマネージャーが平気で嘘をつく(認識していないのに認識している、認識しているのにに認識していないなとど)
・デバイスマネージャーで直しても直らずリカバリパターンが多い
・Cubaseなどインストールミスすると地獄のレジストリエディタ修正となる(クリーンインストールのが楽説あり)
・クリーンインストールがうまくいく確率が高くない
コマンドプロンプト、デバイスマネージャー、レジストリエディタなどマニアな機能を多用しないといけないような動作不安定さの中それらにアクセスしにくいUIが驚きです
・OSを使い続けるほどに使用していなくても容量が減っていく(エラーチェックでシステムのデータ削除したとしても減っていく)
・メモリ管理がよろしくないのか、体感Macの1/2以下の性能感
・マイクロソフト自体がOS付属アプリを新しいものにしてはディスコンを繰り返してカオス
・エクスプローラーがメインみたいなOSなのにアクセスしにくいUI
・OneDriveが悪さをしてデスクトップにあるデータがとんでもないことになる(DTMにおいてはDAWへの影響もありMac版ですらOneDriveは非推奨)
・文字が汚い
ぱっと思いつくだけでもPCに強くならないと近づけさせないオーラがあります
Windowsの良いところ
では良いところを考えてみましょう
・サード製のPCパーツを様々に扱える
・自作できる
・Surfaceがある(好きな人は好きなのでこの項目に)
・Arm版を作ってSurfaceで頑張っている
・古いアプリがいつまでも動く(最近はWindowsアップデートにより動かなくなるパターンもあるので微妙?)
・Office365アプリ版がしっかり動く(Macやスマホ系OSなどより多機能)
・高性能なPCでのみ動くゲームが豊富
・各分野の様々なアプリが存在し、できることは豊富
・グラフィックボードやらを超高性能にすることで高度な動画編集が行える
Macからみて
MacからみるとWindowsのここが羨ましいという点がとくに見当たらないのです
Macもフリーアプリは増えてきましたし、ブラウザアプリ勢力も強くなってきてOS依存しない点があげられます
また、Office365縛りがなければApple純正のアプリで事足ります
DTMとして
DTMとしてWindowsを導入する場合、Windowsサーバーが絡んでいることが多いように感じます
そうでない限りCubaseであったとしてもいまはMacのほうがアドバンテージがあります
フリーVSTiの勢力が落ち込んだというのが1番大きいと思います
有料プラグインを持たない限りフリープラグインでは太刀打ちできない音質となってしまっているのです
Macだとオンラインに繋いだ状態でDTM制作できると言えますが、Windowsではウィルスセキュリティの種類によっては音にノイズがのったりDAWが重くなったり止まったり起動しなくなったりします
また、特定機種ではWiFiで音にノイズがのったりすることも
LANケーブルによる有線かつDAWの動作に干渉しないウィルスセキュリティアプリが必要となります
その他PCのパーツに使われているチップのメーカーと相性が悪い場合、機材が認識しない、ノイズが乗る、断続的にシステムに認識されなくなるといったことが起きます
まずは確実に動くWindows機の作成プランから入らないといけない点がDTMとしてはハードルが高すぎるのです
というよりそこを悩むのは音楽的ではないと言えます
この時代においてWindowsによるDTMの利点はあまりなくなってしまっているのが現実です
まとめ
普通にWindows11を使いたいならSurfaceが良いと思います
スナップドラゴン版は32bitアプリケーションが動きませんがそこが進化に必要と思います
Surfaceがよく弱点として取り上げられるのは一体型でありバラしにくい構造であること
Windows PCの場合カスタムできる点が武器となっているのでバラしにくい構造は弱点となりうるのです
Macの場合ほとんどの機種がバラせませんので深く考える余地がありません
実はSurfaceの場合、Windows UpdateにてSurface専用ドライバやアプリのインストールプランがでてきます
マイクロソフト社製であるというのがある種の安定感に繋がっていると考えることができます
DTMでSurfaceの選択肢があるかは未知ですが、スナップドラゴンモデルに対してCubase、Studio Oneが対応しています
これからWindowsでDTMされる方は新しいWindows 11 Arm版でスタートしてみるのが良いかもしれません
