Symphony Desktop 入力1-2chにフランジャーのようなノイズが大きめに乗る問題発生中
Symphony Desktopという問題児
Symphony Desktopはこのブログでも度々レビューしているDTM用のオーディオインターフェイス
かつては最強の座でいたApogeeが作っています
この機種が問題児な理由は本ブログをみて貰えばわかりますがざっくり書くと
・発売時に未完成品リリースしバージョンアップで完成品に寄せるも当初の通りにはならないまま完成形として放置されてしまう
・DSPすごいという謳い文句が強いものの、ざっくりとしすぎた脚色の強いエフェクトばかり
・リバーブDSPがないので返しに使えずモニター0レイテンシー恩恵が得られない
・発売から揺らぎまくりでネイティブエフェクトが全部つくときや一部のみなど安定した販売をしない
・価格の変動が激しい(これは物価高問題でもあります)
問題児という観点から外れた観点では、本機の音はApogeeならではの明瞭感あるサウンドであり、そこにシルキーさを付加したような味付け
小型オーディオインターフェイスでありながら電源ケーブルは必要と現時点ではアドバンテージがあまりみられない機種ポジションとなっています
本機のアップデートやフォローすることなくSymphony Studioという新製品を出してきたため、今後ディスコンになってもおかしくないかもしれません
ノイズ問題
インプット1、インプット2にケーブルを繋げた時点でノイズが発生
繋げた先の機材の電源が入るとそのノイズは大きくなり、フランジャーのようにうねったノイズが全体域に乗ります
ノイズゲートで除去できるレベルを超えているため、RXなどノイズ除去プラグインが必要となります
前面についているギター入力端子からはエレキギターのケーブルノイズ程度しかのりません
どうも背面端子が怪しい?
キャノン端子とコンボになっており、自動判別するタイプなので一度マイクを繋げてみようと思っています
発生状況:MacOS Sonoma MシリーズMac オーディオインターフェイスはMacへ直差し 最新ドライバとファームウェア
まとめ
オーディオインターフェイスとしてApogeeを使う場合のおすすめはフットワークの軽さとパキッとしたコンプ感あるサウンドで楽曲制作しやすいDuet3とまりがおすすめ
ハイエンドとしては今の所Symphony MK II以上の音質が出てこないため選択余地がありません
ハイエンドはスタジオならAVID、万能なRME、最強のMetric Haloで決まりです!
メイン機ではなくサブ機として持ち運びできるサブオーディオインターフェイスの導入としてDuet3は良いと思います
Duet3のDSP機能は今回ご紹介したSymphony Desktopと同じ機構のため期待しないように!