MOTU社はmacOS Sequoiaでの動作について発表 なんとプラグインが動かないっぽい DTMの鬼門OSの可能性?
macOS Sequoiaとは
2024年秋に登場したmacOS 15ことSequoia
取り急ぎ普通に使う分には大きなバグもなく快適に動作しています
ただし、DTMに関する詳しい対応状況は不明です
例えばRMEはアップルにおけるドライバ開発キット的なもので半永遠的に対応するよう進行している様子
こちらの方式はすべてのUSB形式オーディオインターフェイスが対応済みとなり、ファームウェアのアップデートで初代Babyfaceですら対応するようです
詳しくはアップデートして検証して別記事にします!
MOTU社の発表 9/27時点
Sequoiaについて、USB MIDIインターフェイスは対応する予定があるようです
MIDI Express XT、micro express、 FastLane、 MIDI Express128、 micro Lte
オーディオインターフェイスもmk3あたりのものであれば対応の様子
Digital Performer 11も対応の様子
ただし、動作はするだろうという表現で最終的な動作テストは完了していません
そのため、最新のドライバをインストールするよう記載されています
が、記事の書き方から完全対応を待って欲しそうですね
DP11のプラグイン
なんとDitigal Performer 11ことDP11のプラグインが使えなくなるようです
MachFive, Ethno Instrument, BPM, Electric Keys and Symphonic Instrument (any version) are not compatible with macOS Sequoia.
このようにMOTUの複数のソフトシンセが動作不可能と表明されています
代替方法としてUVI Workstation instrument (free)に上記音源のライブラリを読み込ませて使うという方式をPUSHしています
まさかUVIとは…自社製品パワーガタ落ちするなんて…
すでに移行作業は完了しているようで、UVIプラグインを入手するためのリンクが公式サイトログインして確認できます
そしてなんとiLokが必要ですw
まぁ、Digital Performerは業務用っぽいところがあるのでiLok必要となってもなんてことないですが、初めての人は困惑するかもですね
まとめ
MOTUは正式なドライバを作っているものの、macOS14と互換性があることを掴んでいるようですね
その一方でMOTU社のソフトシンセが動かなくなりUVIに切り替わるという衝撃
発表されていない他のプラグインメーカーが気になります
まさかの大幅ディスコンくるか?
今回はマイナーアップデートなのに迂闊にアップデートできないOSとなってしまいました
Appleシリコン最強なのは間違い無いのでディスコンになるものは切り捨てる覚悟で進めた方が吉です!
いつも参考にさせていただいています。
MOTU音源の対応関係については、元々UVI(の前身だったかもしれません?)が開発していて、MOTUとしてリリースしているプラットフォームはすでに長らく開発がストップして、それが実質的にUVI WorkstationやFalconとして生まれ変わっていた経緯があったと記憶しています。
そのため、サポートを継続するよりも、現在進行形で開発が継続しているUVIへの移行を推奨したのだとは思いますが、Sequoiaに切り替わったタイミングで動かなくなるという表現をしているということは、Ventura→Sonomaのときに比べると何らかのシステム上の大きな変更があったのかもしれませんね。その辺りの状況次第では、これまでのアップデートよりもプラグイン対応がシビアになるのかもしれないと少々警戒しているところでもあります。
今後も、情報を参考にさせていただきつつ、応援して参りたいと思います。
MOTU社をしばらく追っていない間にそんなことがあったんですね!
MOTU社、良いものを作っているのに知名度が落ちていくのが寂しいです…
Sequoiaは多くのメーカーがアップグレード待ってほしいと記載しているのでなにかしらありそうな気配です。
SonomaのマイナーアップデートOSにしては妙な気配ですよね。
どうもSonomaでもDP11が怪しい動きをしているのでもう少し検証しつつSequoiaへ移行して検証予定です!