ど変態ハードシンセHYDRASYNTHはMPE受信のみに対応で確定
HYDRASYNTHとは
ウェーブモーフィングシンセサイザーという系統で登場したLFO、エンベロープが独立5系統も存在するど変態シンセ
あらゆるパラメータを変動させることができ、その音作りの可能性は凄まじい!
それがHYDRASYNTH
音作りについては別記事でまとめていくのでそちらをご覧ください
それでは今回の焦点、MPE対応について
HYDRASYNTHはMPE受信のみ対応
HYDRASYNTHの公式サイトやマニュアルではMPEに対応と記載がありますが、実際公式のMPE演奏では外部のMPEキーボードを使っています⬇️
この時点でおやと思いましたが…
実際にMPEモードにセッティングして演奏してみると?
ポリフォニックアフタータッチが送信されるだけ
Chの動作はMPEの規格に沿う形となりました
どうセッティングを変更してもCC74やピッチベンドは送信されません
ところがHYDRASYNTHのパラメータ変更に扱う情報項目にMPE用のCC74やピッチベンド項目があるのです😳
このことと動画から、外部MPEコントローラーをHYDRASYNTHに接続し演奏することでMPE表現ができるという解釈に至りました
MPE対応表記問題
MPE対応と表記しているメーカーを結構見かけますが、しっかり対応しているメーカーはわずか
HYDRA SYNTHはハード音源でありMPE受信することによりMPE演奏できるというのは嘘ではありません
が、送信はできないことをマニュアルで記載してほしいですよね
現状、ハードシンセで間違いなくMPE送信対応しているのがPolybrute 12
ただし、価格がとんでもないことになっていますが()
他のメーカーについてはこのブログでMPE表記についての記事を書いていますのでそちらをご覧ください
それでもHYDRASYNTHには価値がある
MPE受信のみとしてもHYDRASYNTHには価値があります
圧倒的変態パラメータ操作ができ、音色波形もびっくりする数
そして音も良い
ノブなども頑丈な上にポリフォニックアフタータッチ対応
久しぶりのヒットシンセだと思います💡
まとめ
MPE対応が確実なのは本家ROLI
MPE演奏に憧れたならおとなしくROLIのMIDIコントローラーを買うのが無難かなと
他のメーカーは本当にMPE演奏できるのかMIDIインプリメンテーションチャートなどを調べる必要があります