ujam製品から見る音楽プラグインの流行り廃りと88パーセントオフ
ujam
ujam製品のなかからドラムマシンBeatmekerシリーズが88パーセントオフ
ujam製品はEDM後期あたりくらいの質感を持っており比較的新しいプラグインであり音色であるという特徴があります
逆にこの特徴が仇となることもあります
年代を感じる音色は流行っている間はよいのですが、廃るといっきに使えない音源となります
DTMにおいてそういった指標は何%オフで販売するかでよくわかります
88%オフの恐ろしさ
今回はドラムマシンが対象
このシリーズ、どれもそこまでパラメータを変動させることができず、お決まりの音色とパターンを再生する実質サンプルファイルみたいなもの
もちろんドラムパーツ単独でも鳴らせるのでサンプルプレイヤーにはなれます
どれも名称の通りのジャンル感を演出してくれますが細かい作り込みが難しくその質感に支配されやすい特徴があります
また、ひとつひとつのプラグインには対してパターンがなくあまりパターンプレイヤーとしては使えないような
このような状態のため88%オフとは実質オワコンプラグインと考えて良いことになります
エフェクトプラグインではないので使い道としては古いジャンルの再現となりますね
DTMにおいて流行りプラグインは強気の80%オフかオフしない
50%オフタイプは定番プラグインポジション
70%オフでそろそろ終わりに近いプラグイン
80%を超えるとすでに終わってしまったプラグインのポジションです
安いから買おうという考えで導入するのは危険で、どちらかというと使えるプラグイン厳選して余分なものを入れないのがコツ
なにせMacのMシリーズ、WindowsのArmシリーズが迫ってきている状態となり、更新の止まるプラグインは動かなくなる可能性があります
まとめ
ujam製品は確かに今までの音源とは違う質感を持っており、導入する価値があります
が、ジャンルに縛られるタイプの音源追加は要注意
廃ってしまったジャンルでは利用価値が減ります
また、別視点ですがujam製品を使おうとするとOSにujamのアプリが常駐します
このアプリがなかなか曲者でいちいちアラートを出してきたりします
さらには一定期間使っていないとなぜか購入した製品がロックされて、再度登録し直しが発生することもあります
プラグインそのものより、アプリの不安定さが問題となり立ち上げたくないプラグインになりがちな点が注意事項となります