iLokがSonomaで認識しなくなるバグ、修正されていることを確認
iLokとは
iLokとはProToolsなどを管理する物理キー
このキーが接続されたPC/Macでのみ動作することができるというもの
コンピュータ認証と違い台数制限はなく、iLokを差し替えれば動作するのが特徴
また、iLokにもソフトウェア認証方式があり一部のプラグインが対応しています
Sonoma 14.4で動作不能に
このiLokがSonoma 14.4で動作しないことが公式に発表され、OSのアップデートを禁止するという事態に
ProToolsはスタジオDAWなので仮に最新版OSにしていたらスタジオ業務は全停止に…
こうならないためにもスタジオでは古めのOS、ProToolsを使ったり、PTが動作するMacを2台用意していたりします
この問題での影響はProToolsに限らずいくつかのAUプラグインで発生した模様
Appleが音楽周りでトラブル起こしたのはかなり久しぶり
こういうことがあるのでTime Machineによる常時バックアップをしっかりしておきましょう
公式の発表
Apple fixed this bug in 14.4.1. Please upgrade your macOS to resolve the problem.
14.4.1で修正されたのでアップデートしてくださいと
確かに14.4.1ではAppleよりAUプラグインが動かないことがある問題を修正したと記載されています
14.4のときは動かないとiLok公式サイトトップに記載されていましたが、修正されたかどうかはiLok公式サイトにて検索してみないとわからないように
このあたりDTM系サイトらしいですが、修正されたこともしっかりと告知してほしいところですね
14.5にアップデート
というわけで14.4.1のあとに登場した14.5へのアップデートは問題ない可能性がでてきました
Logic Pro 11はVentura以降でしか動作しませんし、今SonomaにアップデートしようとするとマイナーアップデートバージョンのDMGが公式で公開されておらず最新版にとんでしまいます
近々14.5にアップデートして実験してみる予定です!
まとめ
DTMにおいてOSのアップデートはかなり慎重に行う必要があります
DAWのアップデートも似ているのですが、Logicに関しては新しいバージョンに新機能がつきすぎてアップデートをおいかけるほうが良い感じに
他のDAWは2-3バージョン毎でも良いかもしれません
Windowsと比べすべてにおいてMacは進化をしていってしまうのでAppleの勢いについていくのが今はおすすめ
ただしApple純正アプリ以外のものは要注意です
更新タイミングとしては音楽業界の基準AVIDの対応状況に合わせていくのが無難な気がします