iPad版Logic Proに備え「Logic Remote」のメリットデメリットをもう一回整理してみた

Mac版Logic Proを自在にあやつる「Logic Remote」

Mac版Logic Proを自在にあやつる「Logic Remote」についてiPad版Logic Proに備え復習がてら使用してみました💡

まずは「Logic Remote」そのものについて

この名称はアプリ名称となっており、iPhone、iPadユーザー向けに無償でフル機能版が公開されています

できることは下記の通り

・トランスポートバー操作(再生録音など)
・ミキサー操作
・ショートカット操作
・リアルタイムMIDI入力操作(鍵盤など)
・ステップシーケンス入力操作
・プラグインパラメータ操作

上記のコントロールをMacを触らずタッチパネルで可能としています


メリット

まずはメリットを

遅延を感じることはなくリアルタイムMIDI入力に至ってはLogic付属音源をより豊かに表情づけでき、素晴らしい出来です!

例えばギターやバイオリンの音色だと、それぞれの楽器のボディが表示され、弦を上下に動かすとチョーキング入力されます
このチョーキングがまたリアル
その他楽器でできる奏法もリアルに入力できます

シンセサイザーに関してはカメラ機能を使った笑顔フィルター(表情で音色が変わったり)、鍵盤を無段階ポルタ面と奏法などタブレットやスマホならではの入力機能が追加されます

プラグインパラメータの操作も直感的
センド、Pan、Volなど各種操作できます

無線でも有線でも使えるため、無線時なら離れた場所からRECボタンを押してDAWへ録音なんてこともできます

このメリットこそ利用する価値があるということになります💡


デメリット

上記メリットを踏まえてアプリを立ち上げるモチベにつながらない

素晴らしい機能なのだけど、MIDI鍵盤とPCキーボード、マウスがあれば済んでしまう

タブレットでは画面いっぱい使って操作することになりますが、PCキーボードとマウスは少しの操作で様々なことができます

タブレットやスマホで触るフェーダーは板の上を滑らせているだけ
物理コントロールサーフェイスのよう超繊細にはコントロールしにくいような気がする点
これは演奏の観点だと顕著に現れます
鍵盤を押して「押し込む」という動作がないのは弾く感覚にずれが生じます
楽器の形状って重要です‼️


改めてiPad版Logic Proに期待すること

iPad版Logic Proの機能を知った上で「Logic Remote」を触ってみて

絶対優位だろうと感じたのはApple Pencilによるオートメーション入力

二つ目はピアノロールや編集ウィンドウが表示されること
これって「Logic Remote」に普通に欲しい機能なんですけど…

編集ウィンドウが表示されれば当然オートメーション手書きできますもんね
タブレットの魅力はこのあたりにあると思いました!

このあたりの感覚がMac版とは決定的に異なると思われるため、iPad版には期待が高まります!


まとめ

iPad版Logic Proは確実にMac版+Logic Remoteとは違う感覚で楽曲を作れそうです
この「違う感覚」がクリエイティブに働けば新しい音楽の発想が生まれるかもしれません

期待値はかなり高いです💡

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