MODERN SCORING STRINGSレビュー 気になる音質と使い勝手をご紹介♪

MSS

audiobroというメーカーが作る新ストリングス音源「MODERN SCORING STRINGS」

通称「MSS」の秘められた能力に迫ります💡


ロードしてみる

まず、バイオリン❌2、ビオラ、チェロ、コントラバスを立ち上げてみます

一音色あたりのロード時間は約16秒(Intel MacBook Pro 16インチ)

他の音源ロードがほぼ一瞬なので、ロード時間としては長めに感じますが30秒を切るためこのくらいかなという印象💡

各種ロード後が⏬

とくにCPU使用率が高いわけではない様子💡

一度ロードしてしまえばそれほどという感じですが、ロード後の挙動は感覚的には60fpsが30fpsで動いているかのような感じ?

オーディオインターフェイスのI/Oバッファサイズ128レイテンシーでこれなら実用的
鍵盤などでのリアルタイム入力もできますが、ものすごく美しいレガート音がデフォルトなため雰囲気に引っ張られますw


奏法の切り替え

Logic Proでは上記のように奏法をピアノロールに呼び出す機能が使えます

そのためいちいちKontaktの画面を見たり、キーボードのキースイッチを入力する必要はありません♪

すべてのパラメータを自在にコントロールできるため、Kontakt上の画面で挙動を確認しておくことをお勧めします!

奏法の種類に関してはかなりお腹いっぱいになれますし、今時のサウンドトラック感をしっかり作れるため他社のストリングス音源よりクオリティが高いように感じます💡

さすが新ストリングス音源ですね♪

詳しい設定の仕方はこちらの記事をどうぞ♪


音質

気になる音質についてですが、簡単にデモを用意してみました

基本奏法となるレガートを多用したデモ⏬

激しいサウンドトラック調⏬

レガートの楽曲を聴くとわかるのですが、とにかく美しい❣️
その音質にものすごくひっぱられそうになるため、激しいサウンドトラック調のような楽曲を作るにはかなり意識を保つ必要があります😓

一方で迫力のある奏法はあるものの、モダンさゆえに重厚感に少々欠ける模様
このあたりはEQでもっと調整できそうな気もするので引き続き研究予定です♪


その他のストリングス音源(ソロ系除く)との使い分け

Logic Pro付属Studio Strings、Native Instruments KOMPLETE、EastWest Hollywood Stringsあたりで大体なんとかなるような気がします

MODERN SCORING STRINGSはハイからローまで美しく響き、名前の通りモダンさや優雅さを感じます

Studio Stringsは荒々しさが独特で他のソフトシンセにない抜けの良いサウンドと奏法チェンジのしやすさから使い勝手が良いです

KOMPLETEはすべての中間をいく音源感があり、そのナチュラルさが使いやすいです

Hollywood Stringsはハリウッドシリーズは古い音源ながらド派手で重厚感や多重演奏感を出したい時に有効です


あとは嘘くさいストリングス音源があればばっちりというところでしょうか?


UVIのDigital Synsationsはかなりお勧め!
嘘くさい音にオートメーションやMIDICCをつけると、POP系やクラブ系のバックストリングス音が作れます♪


まとめ

さすが最新音源

余すことなくストリングス表現を可能とします!

導入するにあたり、NVMe M.2などの高速SSDと高速PC接続(TB4やUSB4)は必須

それでも上記のロード時間なのですから()

そして、高品質音源で楽曲を作るなら、オーディオインターフェイスを最強にしておきましょう!


MSSをインストールする方法など詳細はこちらの記事をどうぞ

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