Logic Proに他社のアーティキュレーションセットを読み込ませる方法(Deep DAW Integrations)

Logic Proのアーティキュレーションセット

上記のような機能をLogic Proではアーティキュレーションといっており、選択した奏法で演奏されるというもの💡

この機能はLogic Proのデフォルトで備えており、対応音色も多数😳

一度使ってしまうと他社のDAWを使うのが面倒になるくらい便利なアーティキュレーションセット

このアーティキュレーションセットは自作もできるのですが、相当MIDIに詳しくないと作れないため今回は割愛

今回の記事では、他社がLogic用のアーティキュレーションセットを用意してくれている場合のインポート方法をご紹介していきます♪


Audiobroのアーティキュレーションセット例

今回はLASSというソフトシンセで有名なAudiobroが準備してくれているアーティキュレーションセットを例に見ていきましょう

まずはLogic Proから
他社が作ったアーティキュレーションセットファイルをLogic Proが読み込む場所を探します

“このMac”を検索を使い、「Articu」まで検索すると上記のように表示されます

フォルダから探す場合は、

ユーザー>ミュージック>Audio Music Apps>Articulation Settings

を開けばOK♪

次にAudiobroが用意してくれたファイルを探します

これは Modern Scoring Strings の例

Modern Scoring Strings Library>DAW Integrations>Articulation Sets>Modern Scoring Strings

上記のフォルダを「ユーザー>ミュージック>Audio Music Apps>Articulation Settings」に入れます

手順を踏むとこのようになります

ここまでできたら完成♪

実際にLogic Proを起動すると?

このように無事インポートが完了しています♪

案外簡単なのですが、上記のように手動でフォルダにコピーする必要があり、Logic Pro 10.7.1の段階ではインポート機能がないのは不思議w


Kontaktの場合はもう一手間

さて、Audiobroの場合、Kontaktでもう一手順あります

対象の音色をロードしたら、”DAW Integrations>MSS Violins: DAW Integration”を選択しておく必要があります

これでようやく使用準備が整いました♪


アーティキュレーションセットの正体

さて、Logic Proに搭載されたアーティキュレーションセットの正体を最後に

結局のところ、アーティキュレーションセットとは、MIDIにおけるキースイッチやCCなどの情報の集合体
よくあるあるなのが鍵盤でC0(C-1)を選ぶとサステインの音色になるとかですが、そのキー情報をLogic Proに登録し、リスト化したものこそがアーティキュレーションセットの正体なのです💡

よって、メーカーがLogic Pro用のアーティキュレーションセットを用意していなくても自作できます

が、ものすごくDAW、対応ソフトシンセのMIDI情報の扱いを知っている必要があり、楽曲制作に追われている人がわざわざ自作する時間はないといえます😓

Audiobroのようにメーカーが用意してくれればよいのですが、まだまだ用意してくれているメーカーのが珍しいため、有志が作って公開しているアーティキュレーションセットを使うのも良いかもしれません


まとめ

というわけで、他社が用意してくれたアーティキュレーションセットをLogic Proに読み込ませる方法でした♪

導入の仕方は知ってしまえば簡単!

そして導入後は超快適に制作できます♪

ぜひお試しあれ♪

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