SWAMのソフトシンセ、ソロバイオリンがかなり本物っぽいかもしれない件
SWAMのソロバイオリン
まず、こちらの公式動画を見てください💡
これを聴いての第一印象はどことなく嘘くさいw
どうにも音の軽さやのっぺり感、機械感みたいなのを感じてしまうのです
特にトーンが伸びるときのノンビブラート音が!!
が、実際に使ってみるとまったくイメージの異なるものであることがわかりました💡
ソロであること
この音源の特徴はソロの再現を目指した物理モデリング音源であること
生バイオリンを少し弾いてみたら…そうまさにノンビブラート音はだいたい合っていたのです😳
ビブラートをかけるタイミングやダイナミクス表現、ピッチの変動など細々としたパラメータをうまく動かすことができれば、とても上手なバイオリン演奏に聴こえます
逆に上記を入力しなかったり、タイミングを間違えて入力すると一気に下手な演奏、嘘くさい演奏に聞こえるのです😳
音源がリアルであるからこそ、演奏再現する制作者の技量と感性が問われるということがはっきり感じられる大変優秀なソフトシンセです👍🏻
物理モデリング音源での比較としてピアノはNG?
物理モデリング音源として成功しているのはピアノ音源
ピアノ音源の場合、ダイナミクスがハイレゾベロシティ対応だったり、ダンパーへダルが127段階だったりとピアノ演奏家でも感心するくらいリアルなのですが、そこまでピアノ演奏に詳しくない人でもリアリティある音色として楽曲に足すことが可能
それは、ピアノという楽器がジャンルによって、必ずしもダイナミクスを細かく入力するとは限らないことに関係している気がします
ストリングスのように、そもそも奏法が複雑な楽器の場合、「演奏する」ことそのものが難しい
これは生バイオリンを弾いてみればすぐわかります💡
必要なのはヒューマナイズ
SAWMに必要なのは人間らしさ
もちろん演奏として上手いように聴かせなければいけません
これらを叶えるには、打ち込みというよりコントローラーによるリアルタイム入力のほうが向いています
例えば、
エクスプレッションペダルでダイナミクスを操りつつ、MIDIキーボードのピッチベンダーやモジュレーションホイールでピッチ、揺らぎを操ること👍🏻
もしくは、これらを同時にリアルタイム入力できるウィンドシンセを使うことでしょう💡
本当ならブレスコントローラーをご紹介したいところなのですが、国内のヤマハ、ローランドはディスコン
現状有志で作っている個人制作コントローラーしかありません()
ようやくソフトシンセ音源がブレスコントロールという概念を必要とする時代に入ったといえ、各メーカーはある意味先を行きすぎていたというか
今こそ、再販または新型を発売してほしいところ!
特にブレスコントロール装置は消耗品であることと、口をつける装置でありコロナ渦もあって中古を探すというのもなかなかしたくない😓
ガジェットとして復活して末長く販売し続けて欲しいアイテムです👍🏻
まとめ
ソロバイオリンに関してはSWAMがすごすぎるで間違いなし!
しかも、第二バイオリンとしてハモらせるとさらにすごい❣️
惜しいのはコントラバスかもしれません
低音の魅力が出し切れていないというか
今後のバージョンアップで変わるのを楽しみにしたい久々のすごいソフトシンセでした♪