生配信する場合に限ってDSP付きオーディオインターフェイスをおすすめ💡 生配信に必要な音まわりの知識編

生配信する時に欲しくなる機能

動画生配信が一般に広まった今、古くはラジオ放送などでも使われている通り、声にエフェクトをかけたあとの音声を配信する必要性が出てきました

音楽制作の場合だと、エフェクトをかけながら録音することが必ずしも正しいとはいえない時代
そのためDSPエフェクトが必須とは言えず、本ブログでもあまりおすすめしていませんでした

が、生配信するなら話は別💡

詳しくご紹介していきましょう👍🏻

声に響きを加える Reverb編

声に響きを加えるエフェクトのことをリバーブと呼び、薄くかけるのがコツ
生配信であるあるなのは、ツッコミを入れる時とかだけ深めにリバーブをかけるというリアルタイム操作

この機能を深めに使うと声が綺麗に聞こえる気がしますが、気がするだけです()
お風呂のような響きはリスナーにとって聞き取りにくくボケてはっきりしない音になるだけ
歌ったりしゃべったりしている本人だけが幸せになれる不思議エフェクトなので要注意



声の大小ってどうなってる? Compressor編

人の声の大きさは、話している最中も歌っている最中もかなり変動します

ラジオ放送やテレビ、映画などで音声だけ聴いてもらせうとわかるのですが、囁き声だろうが叫び声だろうが一定の音量をもって再生されており、聞き取りにくいことがなく、割れることもありません

この部分を音楽制作の世界ではコンプレッサーというエフェクトで調整しています

難しい話を切るとコンプレッサーで「1/4」まで圧縮するとよく聞く声の音量感になるのです

このことをレシオと言います💡

コンプレッサーというエフェクトを極めるには、2年はがっつり勉強し続ける必要があり、音大や音の専門学校に行ったとしてもそこで習得できるとは限らないレベルで難しいのです😓


声の必要な成分といらない成分 Equalizer編

声の必要な部分は基本的に聞き取りやすい音の高さと関係があります

聞き取りやすさを重視しているスマホはもちろん、一番わかりやすいのは着信音
やたらうるさく聞こえるような着信音はある意味、人が聞き取りやすい音域で鳴っているのです💡

必要のない成分ももちろんあり、特に人の声でいらないのは低音
マイクによっては低音カット機能がついているものもあるのでそれを使うのも良いでしょう

こういった声の性質を調整するのがイコライザー
こちらも扱えるようになるまで半年から1年ほどは勉強する時間が必要となります
ただし最短で学べる学習方法で教えてくれる音楽教室に通った場合に限りますので注意💡

↓のオンライン講座にて受講してみるのもよいかなと


上記の機能がついているオーディオインターフェイス

上記の機能をPCを介す前にかけることができるオーディオインターフェイス=DSP機能付きオーディオインターフェイスとなります

個人持ち最強は↓のRME Babyface Pro FS
もちろんイコライザー、コンプレッサーはもちろん、エコーのDSP機能付きです👍🏻


今時のオーディオインターフェイスにはだいたいDSP機能がついているので、妙にDSPを推しているメーカーのものに囚われるより、良い音を届けられるものを選ぶのがコツ

ただ、生配信はさまざまな機器を繋げることがあったり、さっと触ってオンオフを操作したくなることもあると思うので、ZOOMのLiveTrak L-8という機種もありかなと思います💡
音質についてはチープですが機能面で優れていると考えればよいかなと(ZOOM製品を音楽制作で使うことはほぼない)



ソフトウェアでの処理はダメなの?

USBマイク→PC→PC上でエフェクト(エフェクトなどはフリーアプリでいくらでも揃います)

みたいな流れももちろんできます

が、PCに負荷をかけることと、エフェクトをかけるアプリが落ちる可能性や、PCに立ち上がっている他のアプリの挙動がおかしくなることなど生配信にとって致命的なトラブルに発展する可能性があります

また、直接さわるのではなくマウスやキーボードを使う必要がある場合も面倒

どうしてもPCオンリーで済ませたいなら、elgatoのストリームデッキというPCのあらゆるものをショートカットボタンとして配置できる装置をお勧めします👍🏻



人間が扱いやすい形が理想

生配信となると、基本的にはぱっと触って機能を調整できるものが最良の選択となります

例えばライブハウスでPC+オーディオインターフェイスのみのPAができるのかという話ですが、できないとはいいきれません。

ただ、実際ライブは生配信と同じくリアルタイムに状況が変わるため、物理的なミキサーが必須となっており、ミキサーの存在しないライブハウスは見たことがありません

このことから生配信においては可能な限り映像は映像として、音声は音声としてそれぞれの物理装置を用意し、制御しながら配信するというのがミスが一番少なく正しい配信像といえるでしょう


そして、生配信を極めていくと一人でこれらの操作をしきるのは、限度があることもわかるはずです

それゆえに、PA(音響)という職種やカメラマンという職種など、それぞれの専門分野が集まってキャストはキャストがすべきことに徹するという分業にたどり着くのです💡


まとめ

以上の理由により、生配信に使う音楽機材にはDSP機能がついており、基本機能であるイコライザー、コンプレッサー、リバーブがついていることが大切になるのです

生配信される予定の方、ご参考にどうぞ♪

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