Symphony Desktop VS 初代Babyface 実験に使う環境はほぼ同じで試してみた💡

Symphony Desktopとは?


本ブログで最近お馴染みのこの子💡

2020年に発売され、本日に至るまで完成されておらず異例の未完リリースではあるもののその音質は上位機種Symphony I/O mk2そのままという脅威の小型オーディオインターフェイス👍🏻


Babyfaceとは?

現行機種は2020年に発売されたBabyface Pro FS


確実に小型インターフェイスの頂点に君臨する名機ですが、このFSの前に無印「Babyface Pro」があり、その前に「Babyface」があります

今回は初代となる下記⏬「Babyface」に焦点を当てていきます👍🏻

初代Babyfaceの段階から、

  • XLRバランス入力 ×2
  • XLRバランス出力 ×2
  • TRS Phone出力 ×1(アナログ出力3+4として動作)
  • MIDI入力・出力 各×1
  • ADAT入力 ×1
  • ADAT出力 ×1

というマルチな性能を持ち、ブレイクアウトケーブルを変更することにより入出力端子をピンプラグに変えることもできるなかなかマニアックな仕様でした💡

その後RME以外のメーカーから廉価版が発売されますがこれがどのような性能なのかは検証できていないため、今回はあくまでこのRME製の初代Babyfaceとの比較となります


環境

まず、チェックするにあたり環境をまったく同じものにすべく、スピーカー、ヘッドフォン、ケーブルメーカー、PCを全て同じものに合わせました💡

初代BabyfaceにはProシリーズ2機種と異なりひとつだけ問題点があります

初代は付属しているUSBケーブルを使うと音が悪い😳

今となってはUSBケーブルで音質が変わるとかいう不思議現象というかUSB-Cにおいてはそんなこと起きもせず(正確にはオーディオ用のチューニングケーブルを作れない構造らしい)なんですけどね…


OYAIDE Class Bあたりでもよいので必ず変えましょう
変えると摩訶不思議、劇的に音がかわります()

※ヘッドフォンは本体直挿しよりブレイクアウト側のが良い


結果(出力のみでチェック)

スピーカー及びヘッドフォンからの出力チェックの結果からわかったことは?

・初代Babyface
小さなモニタリングでも高解像度でローからハイまでしっかり聴きとることが可能
脚色のない音でリバーブの残響音がきめ細かく聴こえる

・Symphony Desktop
同社Duetとは違いクリーミーながらも上品な音質
RMEの美しいとは意味違いな音の美しさはDuetとは違いSymphony固有
ある程度音量を上げないと適切なミックスが作りにくい
音量を絞った状態の出音についてはチグハグな帯域感
ピッコロのような超高域楽器のミックスがし難い

相変わらずApogeeとRMEの聴き比べは似たような感じの結果となり、どちらかが優秀とは一概に言えず😓

初代BabyfaceはFSと比べると音像がボケているのですが、そこをさしおいて、この2機種で比べて制作時に気になる点があるわけではなく好みの範疇に収まっているように感じました

むしろ驚くべき点は初代Babyfaceがかなりの潜在能力を持っており2020年製の他社最強オーディオインターフェイスの音に負けず劣らずなことでしょうか?

初代Babyfaceは適切なチューニング(USBケーブルのことです)を施さないとチープな音しか出せないため、そのイメージがついている方でまだ手持ちにある方はぜひケーブルを変えてみてください💡
※ブレイクアウトケーブルはXLRでスピーカーとバランス接続基本です


まとめ

一見すると新しいものと古いものの比較はナンセンス?

でも結果から言えばミックスでは初代Babyfaceを使いたいかも感が10パーセントくらい勝ちました😓
Duetのときと同じくアレンジの段階あたりまではApogee Symphonyシリーズ固有なリッチなクリーミー音質が心地よいとい
(Duetはパキッとした音質が心地よい)

Duet 3も今までのApogee製品の流れを汲む形であれば同様のことが言えるため、好みで選んでしまって良いと思います👍🏻

どちらでもできないことはない

これら以外の小型オーディオインターフェイスは比較対象にすらならないのですから…


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