今だからこそわかるPro Tools | Carbonのメリットデメリット
Pro Tools Carbonってどこポジ?
AVIDはなんでこんな半端ものに新技術32bitオーディオを突っ込んできたんだと出た当初は謎でしたが…
標準バンドルされるPro ToolsソフトウェアもUltimateではない
どこを目指しているのか…
ようやく把握しました💡
AVIDの表を見る限り、Pro Tools(無印)は
32インプットまでの制約
128までのAUX作成
1ビデオトラックのみ
があるものの、上記について考えてみると
たしかに一般的なレコーディングスタジオで運用できなくもない💡
今までPro Toolsの最大のネックだったのはDSPバワーが使えないことによる録音時のレイテンシー。
これをCarbonはPro Tools(無印)で使えるようにしてきたということ
ということは、AVIDが提案する
「独特の音楽の作曲やポスト・プロダクションに欠かせない」
であっていることになるのです💡
Ultimateと無印
ここまででまず、大規模スタジオに対してはUltimateというふうに切り分けをしてきたことがはっきりわかる形!
HDX+MTRXシステムは明らかに膨大なインプット数を制御するシステム構築になっている
さらには複数のビデオトラックをもてるなど大規模映像制作における音関連を意識しています💡
Pro Tools + Carbonに関しては、
スタジオにてADAT含め25インプットあればまぁ事足りるでしょう
プリアンプを使う使わないも選択できるように設計されているし、LANケーブル一本で接続できるし
なんならCarbonをレコーディングブースに突っ込んで4パラアウトできるCue Boxとして使う手も?
まぁ、トークバックをどうするか問題はありますが逆にトークバック用のケーブルまたはADATを
コントロールルーム側に伸ばせばよい気が
※この場合コントロールルーム側ではEuconやiOSアプリ、Pro Tools自体のルーティングでなんとでもなる
そうすれば、上記Pro Tools年間サブスクリプションが¥20000円あたりで済む💡
Ultimateのようなバカ高い金額ではないので運営維持費も抑えられるというもの👍🏻
中規模までのスタジオなら十分Carbonに切り替えする価値があるような気がしてきました💡
CarbonはMTRXと比べDSP処理能力が低いようですが、そもそもHDXでパンクするほどDSP切迫することはないため問題ないでしょう👍🏻
まとめ
なかなか考えられた仕組みをとってきたAVID
これで大規模スタジオと一般的なスタジオの棲み分けができ、Pro Tools(無印)を使うタイプを音楽家や数十インプットまでのスタジオに切り分けすることに成功している気がします😊
32Bitオーディオを突っ込んできたのもある意味AVIDを支えている多くの中規模までのスタジオに対して最高の技術を最初に提供したと考えて良い気がします
このことがわかりやすくAVIDから説明されれば今までのAVIDのHD系ユーザーの一部切り捨て問題を解決していくことでしょう💡