USB-C HUBについているHDMIで4K 60Hz出力する方法が思った以上に少ない件
USB-C HUBを使って4K 60Hzで出力する方法を探してみる
4K 60Hzで出力する方法は?
4K 60Hzでモニターに出力するにはHDMI、Display Port、USB-C(TB3)の3種類が一番ポビュラーなのですがHDMIに関しての60Hz出力はほんと滅多にありません。今回は4K、HDMI出力に絞って実際に詳しく見ていきましょう
なお、この関係を調べると膨大な数の商品が出てくる割に60Hz対応はまったく見つからず数時間無駄にしてしまいます。この記事のまとめに奇跡の一品をご紹介していますので時短しちゃいましょう♪
4K 60Hzとは?
まず4K 60Hzについて説明していきます‼️
4K 60Hzとは3840 x 2160の解像度を一秒間に60回描画するというものです
パラパラマンガで一秒間に60ページ進むと考えてもらえればOK
パソコンの画面を30Hz(一秒間に30回描画)で表示させるとマウス移動すらカクカクになります
パソコン作業するなら基本60Hzからと考えましょう
4KにおけるHDMI規格を知る
4KにおけるHDMI規格を見ていきましょう
フレームレート | V1.0-1.2a | V1.3-1.4a | V2.0-2.0a | V2.1 |
30Hz | 未対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
60Hz | 未対応 | 未対応 | 対応 | 対応 |
HDMI規格はほんとややこしいのですが、表の通りケーブルを買うならバージョン2.0以上のケーブルが必要です
例えば上記のようなものですね
ここで注意事項なのが4Kという文字
4K=60Hzではないのです。バージョン1.3以降なら4K対応と書けてしまうのです
ケーブルはまだ良いほうでバージョンとHzをしっかり調べて購入すれば間違いはありません
やっかいなのはパソコンと繋げる時です
パソコンのUSB-C端子をHDMIに変換して4K60Hzにするには
次に実際の例を見ていきましょう
例えばMac Book Proを4K 60Hzでモニターに繋げたいとしましょう
すると、まず4K、60Hz対応のモニターとケーブルが必要になります
この場合、USB-C(Thunderbolt3)端子をHDMIに変換するものが必要になります
これが大変難しい
ほとんどの商品は4K対応と謳っていても30Hz対応まで
稀にHDMI2.0対応と書いてあっても4K 30Hzまでだったりします
例えば⬆️のような商品をよく見かけませんか❓
まさにこの類のハブ系統がほとんど4K 30Hzまでなのです
4K HDMI対応ポート(1080p@60Hz, 4K@30Hz対応)
と記載があったらNG‼️
記載があるならまだましで、製品紹介画像に60Hzと書いてあって仕様には30Hzまでと書いてあるものや無表記のものもあります
この情報、ネットで調べてみてもまったくヒットしません
HUBについているHDMIで4K出力する人が少ないのか、そういう製品が少ないのか…
今の所、無難なのはUSB-CをHDMIに直接変換するケーブルですね
ハブ機能がついているものは4K30Hzは結構ありますが4K60Hzは壊滅的です
現状はThunderbolt 3 HDMI変換アダプタ付きハブやディスプレイポート端子がついているものが無難です
HDMI規格は一見デジタル規格なのでシンプルに繋がりそうですが、実際は映らない、音声が出ない、適切な解像度やHzがでないなど相性トラブルが絶えない印象です
音楽制作してるのでアナログケーブルも使うのですがアナログケーブルはシンプルイズベストだなと思います
まとめと奇跡の一品ご紹介♪
それではまとめていきます
現時点でハブについているHDMIに対して4K 60Hz対応を探すのは至難の技
USB-C端子やサンダーボルト端子からHDMIに変換するケーブルを使う方が無難です
ハブを購入するときはHDMI端子があるかというよりUSB-Cやサンダーボルト端子がハブ側にもあるかをチェックしましょう
奇跡の一品を最後にご紹介‼️
🔼の商品はHDMIとディスプレイポートともに4K 60Hz出ると記載がありました♪
こういうのを探すのにすごい労力が必要なんですw
そしてこの類はUSBのポート数が少ないかない…
2019年7月時点ではこのような状況です‼️
購入する際は4Kという表記だけをみるのではなく、60Hzに対応しているのか確認しましょう