Windows音楽制作はIntelからSnapdragonへシフト、Windows Arm版がメインになるかもしれない件

Snapdragonとは

SnapdragonとはMacのMシリーズと方向性が同じでマイクロソフトが推す新しいSoc

最新のマイクロソフト Surface ProはこのSnapdragonを使用しており、インテルCPUは使っていません

SnapdragonはArmと呼ばれる命令セットであり、AppleのMシリーズと同じ

仕組みがインテルと違うためOSも普通のWindowsではなく、「Arm 版 Windows」と呼ばれる別のOSを使用します

いまや、マイクロソフトのOfficeはもちろんAdobe製品もArm版Windows対応となっており、最近ではCubaseがArm版Windowsに対応しました


実用性は高くなっている

Arm版Windowsは少しまえまでAppleのMシリーズMacにおいて、Parallels DesktopというmacOSでWindowsを動かせるアプリで「Arm版Windows」が動くという衝撃がありました

Arm版Windowsが浸透しにくい理由のひとつとして、すべてのWindowsアプリケーションが動くわけではないことが挙げられます

Arm版で動くように作られていないものは動かなくても仕方がないとなっています

Arm版Windows 11になりx64アプリが対応しましたのでx32以外のアプリケーションは動くようです

対応といってもネイティブで動くわけではないので結局のところArmアプリが必要になるのはMacと変わらず

それでもArm版Windows 11がピンとこないのは11自体の普及率が低いことと、今までのシステムと違うことにより企業のPCとしての利用が見込まれていないからかと


DTMとArm

DTMという観点においてはDAWとプラグイン、接続している音楽機材のドライバさえArmに対応していれば移行して良いレベル

問題はArm版Windowsを導入するにあたりSurface Proという選択肢がきてしまうところ

ようやくDellでもSnapdragonを搭載したPCが購入できるようになりました

ネックなのは高いことでしょうか?

マイクロソフトもDellも最低20万円近くします

AppleのMシリーズがMac miniだと10万円とみた場合高価ですよね

音楽制作でArm版Windowsを使うというのはありなのですが、もう少し価格帯が落ちてきて欲しいところ


DTMとWindows

WindowsでのDTMという観点においては、Arm版Windowsにより復活の兆しという印象

音楽機材はMac中心に考えられていることが多く、トラブルも限定的で楽なんですよね

また、インテルMacは本体が高熱になり夏場はフリーズしかねない勢い

DTMでもトラックが増えたりバウンス時にファンが高速回転してしまいます

MacのMシリーズは夏場でもまったく本体が熱くならず静か
それでいて旧世代のインテルCore i9より処理速度が良かったりします

個人が使う分においてArm版WindowsでのDTMはありだと思います!


まとめ

DTMはWordやExcelのような旧来からの仕組みを変えられないみたいなことがありません

あるとすれば個人が新しいWindowsシステムを導入するための労力

古いシステムの維持より新しいシステムで新しいプラグインだけを動かすほうが先々良いと思います

VSTシリーズもVST2はディスコンとなりました
例えばいまや古いVOCALOIDアプリは動かないわけです(CubaseにVST2互換モードはあるけれど使うとVST3の恩恵が減る)

システムの切り替えを適時行なっていくことで新しい音楽性も身につけられます

この機会にArm版Widnows如何でしょうか?

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です