2021年版GarageBand(ガレージバンド)で歌ってみたする方法とMIX師さんにファイル渡す準備方法
2021 iOS15対応GarageBandで歌みたする方法
タイトルの通り、iOS15のガレージバンドにて歌ってみたをする方法と、ミックス師さんにデータを渡す準備までをご案内♪
iOS15ではGarageBandが標準インストールされているため、これを使って歌ってみてをすべて行なってしまえます💡
無料付属アプリだなんてって思われるかもしれませんが、現状iOSでここまでなんでもできるDTMアプリはないので最強のアプリが最初から入っているのだと思ってください👍🏻
GarageBand歌みた用のカラオケデータ入手方法
まずは歌いたいソングデータ(MP3やWAV)を手に入れる必要があります
本内容ではPCは使わず、iPhoneだけで完結する方法をご案内します
歌ってみたのもとになるカラオケデータを手に入れるには、日本だとニコニコ動画が一般的💡
ニコニコ動画のサービス内に「ニコニ・コモンズ」というサイトがあるのでここからカラオケ音源を手に入れましょう
ログインはSNSでもできますしメールアドレス登録でもできます
上記のような「オフボーカル」といったワードや「カラオケ」というワード検索をし、音源データを手に入れます
良いものが見つかったら赤四角で囲んだDLボタンをタップしましょう
すると、音源詳細が現れますので、黄色い四角「利用条件の詳細」によく目を通して一般に公開してよいかなど確認してから赤四角「ダウンロードする」ボタンをタップしましょう
すると、さらに細かく利用条件が表示されるので、よく読んで問題なければ赤四角で囲んだ「ダウンロードする」ボタンをタップしましょう
すると、iPhone上で上記のように表示されます
赤四角で囲んだ「ダウンロード」ボタンをタップしましょう
ダウンロードが終わったら、Safariの画面下部、赤四角で囲んだ↓ボタンをタップ
※iOS15以上で搭載されているSafari画面となります
すると、さまざまな項目が現れるので、青四角で囲んだ「ダウンロード」をタップしましょう
すると、上記の画面になります
赤四角で囲んだ🔍ボタンをタップ
iCloudに保存されていることがわかりました💡
※iCloudの空き容量に注意しましょう
GarageBandの準備
イヤフォンを繋げたら、ガレージバンドを立ち上げます
・ワンポイント
1 マイク付きイヤフォンを繋げた場合、大抵iPhone搭載マイクより音質が落ちますので、イヤフォン機能しかないものをチョイスしましょう
2 無線イヤフォンは遅延があるため有線イヤフォンを用意しましょう
3 録音時身につけている装飾品は外し、周囲の環境音が入らないように工夫しましょう
4 お風呂など響く場所で録音するのではなく、響きがほとんどない場所で録音しましょう
すると下記の画面が現れます
初めて使う場合はこの前にいろいろ機能紹介などがでてきますが、構わず進めてこの画面まできましょう
この画面まできたら画面右上の赤四角で囲んだ「+」ボタンをタップ
すると上記のような画面があらわれます
黄色四角で囲んだ「AUDIOP RECORDER」画面が出てくるまで左右どちらか一方にスワイプしましょう
見つかったら赤四角で囲んだ「ボイス」を選択
すると上記画面に切り替わります💡
このまま上記画面右上の赤四角で囲んだ「ループボタン」をタップ
すると上記画面に切り替わります
ここでは青四角で囲んだ「ファイル」をタップしますが、「Music」アプリに入っている曲を引っ張る場合は「ミュージック」をタップすることで可能です💡
赤四角で囲んだ「“ファイル”から項目をブラウズ」をタップ
すると、上記のような画面に切り替わり、さきほどニコニ・コモンズで手に入れた「nc178830」が見つかるはずです💡
※ニコニ・コモンズで手に入れたデータは、必ずファイル名の頭が「nc」で始まるようになっています
見つかったら、赤四角で囲んだファイルをタップ
すると、上記画面のようにGarageBand内に一旦楽曲ファイルが登録されます
ここからは動画を参考にガレージバンドの画面に配置する方法をみていきましょう
上記のようにオフボーカルファイルをタッチして抑えたままトラック表示にドラッグします
この時、上記のようトラックに配置する際は必ず曲頭(1小節目)に配置するように
これはMIX師さんに渡す際、すべてのファイルを頭に配置して再生できるようにするためなのです
つづいて、歌を録音するときの便利機能をオンにします
上記画面の「トラック設定」画面を出すため、下記画面の青四角で囲んだ「トラック情報」画面を表示させます
赤四角で囲んだ「マルチテイク録音」をタップしてオンにします
これは繰り返し同じ箇所を録音した際、上書きされず、すべての歌声が残る機能💡
あとから自分が一番うまいと思ったテイクを、選択して繋げていくことができます
iPhoneは歌みた必須みたいになってますので、GarageBandファイルを直接MIX師さんに渡すのも手
その場合はテイク選びをMIX師さんにお任せしちゃうこともできますよ♪
上記の青四角で囲んだ「トラック情報」ボタンの左に「🎙」ボタンがあるのでそれをタップ
すると、上記画面が現れます
ここで重要なのは二点
一点は赤四角で囲んだ「インプットフェーダー」
このメーターが赤く点灯したら歌声が大きすぎる、またはマイクに近すぎるといった現象が発生しています
一瞬でもついたらNGテイクですので録音する前に一番声を張り上げる箇所を練習してここのフェーダーで調整しておきましょう💡
※iPhoneと歌い手の離れる距離は拳2個分くらいです
※iPhoneのマイクはモデルによりますが13の場合、本体上部と下部にありますのでどちらで録音するか試し録りして決めましょう
※マイクに向けてどちらかに傾けて歌うというより画面を自分に向けておき、iPhone上部か下部を意識するだけでよいです
つづいては赤四角で囲んだ「Vocal Hall」というパラメーター
これはデフォルトの状態です
歌うとエコーがかかっているのがわかるはず💡
録音の段階ではかかっている方が歌いやすいので、このままで構いません。
ですが、MIX師さんに渡す場合はこのパラメーターを切っておく必要があります
他にも、「Drive」、「Pitch Control」、「Compressor」は左振り切りにして切っておくと良いでしょう
録音と書き出し
調整が終わったら画面上部左から3番目のボタンをタップして下記の画面に戻し、赤丸「●」ボタンで録音を開始していきましょう
つづいて、録音が完了したら、カラオケ音源のトラックをタップして、赤四角で囲んだ「スピーカーボタン」をタップ
これでカラオケ音源が聞こえなくなり、録音した歌声だけが聴こえるはずです
さきほどの説明の通り、必ず「Vocal Hall」は左に回し切った状態にしておくように
もしエコーがかかったままMIX師さんに渡すと、最悪MIXを断られる場合があります😓
歌声だけの状態を「アカペラ」と呼びます
基本的にMIX師さんに渡すのはこの「アカペラ」ファイルと「カラオケ音源」となります
ハモリがある際、ハモリごとに書き出す必要があるので、常に書き出すファイルだけが再生される状態にする必要があります
間違っても歌ったもの全部をまとめて書き出さないように‼️
GarageBandの書き出しは上記の通り画面左上の「▼」ボタンをタップして行います
面倒な手順を省きたいなら「GarageBandファイル受付可能」なMIX師さんに頼むのが吉
そのまま渡すだけなのでなにも難しいことを考えなくて良いですよ♪
ファイルを渡す準備はここまでとなります
まとめ
渡すファイルは?
・カラオケ音源ファイル(WAVファイルだと喜ばれます+ノンマスタリングファイルだともっと喜ばれます)
・録音したアカペラ歌声ファイル
ハモリなど複数録音した場合はそれぞれファイル化して渡す必要があります
渡すファイルは48kHz、24bitなどできる限り大きな数字のものをWAVやAIFFというファイル種類で
渡し方はMIX師さんによってまちまちかと思いますが、GIGA FILE便やG Driveがベターでしょう💡
まずはここまでとなります💡
一番敷居が低い方法は「GarageBandソングファイル」を直接渡すこと
まずは、そういったMIX師さんを探すことから始めるのも手ですよ♪
もちろん本ブログ筆者もMIXしますので詳しくはこちらの楽曲制作サイトを♪
ざっくり表は↓を(2021/10/17時点)
本格Mix(Mixに必要な作業全込み) 作業時間1hあたり
¥5,000〜
本格Mastering 1曲につき
¥5,000
参考:業務品質の場合、1日3hx7日=21時間以上かかります(1日3h以上の作業は耳が疲れ、正確なミックスができなくなるため受付していません)
または、
💡歌みた応援価格(2021/10/17時点)💡
・ボーカル+カラオケ音源Mix(5分までを1曲換算)=¥7,000
・ハモリ追加1ラインあたり¥1,000
・主旋律からハモリ作成1ラインあたり¥5,000
・1トラック分のピッチ補正(5分までを1曲換算)=¥15,000
・ボーカル+楽器パラトラック=お見積もりしますので詳細をお知らせください
お支払いは領収書発行される便利なPaypal(事務所宛支払いになっています)orアマギフ(筆者直)
重要:受付不可なもの例
・エコーなどエフェクトがかかった歌声
・主旋律の楽譜やMIDIデータがなく旋律が不明なオリジナル曲の歌声
・ピッチ補正でもどうにもならない許容範囲を超えた音程で歌っているもの
・著作権違反となる楽曲(ニコニ・コモンズのように明確な場所で手に入れた物以外、必ずJASRACなど著作管理団体に直接お問い合わせください)
・マスタリングによって過剰に音圧が上がっている音源
・パラトラック自体に修正が必要な音源(編曲という形でリアレンジは可能ですが作家からの許諾を得てください)
・ハモリ含めすべての歌声がひとつのファイルにまとまっているデータ
・歌声の後ろにカラオケ音源が聴こえるデータ
・歌声の後ろにメトロノームの音が聴こえるデータ
・雑音やノイズが歌声と同じか大きいデータ
・響きのある場所で録った状態のデータ
・音が割れているデータ
となります
これらはご希望されるものを提供できない確信があるため記載しています😓
ガレージバンドファイル直渡しは大歓迎♪
納期は特急最短1日(追加料金がかなりかかります)から最大一ヶ月となります
ご依頼は必ずすべてのデータが揃った状態にてお願いします
いずれにしても要問い合わせではありますので、こちらからお問い合わせください♪