ARTURIA MicroFreakがコスパ最高ハードシンセ+ファームウェアアップ時の注意事項
ARTURIAという音楽メーカー
ARTURIAって音楽メーカー知ってますか?
代表的なものは「V COLECTION」というレガシーハードシンセサイザーをどこよりも早くソフトシンセで再現したもの♪
いまでは、様々なレガシーハードシンセサイザー再現ソフトシンセが出てきたためあまりこれ自体の人気度があるというより??
そう、このメーカー、ハードシンセサイザーも作っているのです💡
しかもど変態オンリーワンシンセばっかり😳
その中から今回はMicro Freakというど変態ハードシンセをご紹介しましょう👍🏻
Micro Freakとかいうド変態ハードシンセ
なにがすごいかって機能と価格‼️
実売価格¥35,200
というリーズナブル設定なのに
フィジカルモデリング
ウェーブテーブルシンセシス
ヴァーチャルアナログ
など複数のオシレーターが入っているしアナログフィルター付きなんです😳
異様に多いオシレーター
Basic Waves Oscillator
一般的な矩形波、ノコギリ波、サブオシレーターにサイン波あり
Superwave Oscillator
ノコギリ波、矩形波、三角波、サイン波をデチューンしていく
Wavetable oscillator
16種類のウェーブテーブルから256サンプルで波形の1サイクルを作る
Harmonic OSC
倍音を最大8種類ミックスすることで音色を作る
KarplusStrong
フィルターディレイがかかった短いノイズバーストをループさせることでリアルなドラム音や弦を弾く音を作るフィジカルモデリング
Virtual Analog
三角波、ノコギリ波、矩形波をエミュレートする
Waveshaping oscillator
波形の上昇と下降部分に作用し波形タイプを変化させていく
Two operator FM
2つのサイン波オシレーターの位相をモジュレーションする
Granular formant oscillator
クラニュラーシンセシス
波形をパーティクルと呼ばれる単位に切り刻み再構成する
Chords
和音演奏可能な4ボイスオシレーター
Vowel and speech synthesis
人の声を模倣するスピーチシンセシス
Modal Resonator
音の鳴り方(倍音成分)をシミュレート
Noise Oscillator
ノイズとサイン波、三角波、矩形波をミックスした音色作り
以上!
なんという物量ww
それぞれ一台ずつバラ売りされるようなものがこれ一台で演奏できてしまうのです😳
フィルターはアナログ
搭載されているフィルターはアナログ回路。
そのためフィルターのかかり具合はアナログシンセなのです💡
ローパスフィルター
バンドパスフィルター
ハイパスフィルター
※12dB固定
の三種類♪
12dB固定なのでどちらかというとゆっくりフィルターをかけていくようなアンビエンス系に向いていそう♪
アルペジエイター/シーケンス
一般的なUPアルペジエーターだけではなく、
Order
キーボードのキーをタッチした順番でアルペジオ
Randam
コード構成音をランダムに演奏するアルペジオ
Pattern
セミランダムでバターンアルゴリズムが自動的にアルペジオ生成
シーケンサー
パラフォニックシーケンサーで、4ボイスのREC、Playが可能
ただしフィルターは1つ
スパイス
名前の通りシーケンスにスパイスを加える(アクセント)
ダイス
シーケンスがランダムになる
マジックタッチ
タッチ式鍵盤を採用することによって、12音階をグリッサンドすることすら可能に💡
しかもアフタータッチも効くという変態っぷり🤭
マトリクスで様々にアサイン可能
マトリクス機能というものが左上に搭載されていて、ノブを好きなパラメータにアサインしたり、PicthをエンベロープにアサインしたりLFOにアサインしたりなんでもここでセッティング可能です♪
動画を見てみよう
それでは公式動画を見てみましょう💡
MicroFreak Firmware 2.0.3.657
MicroFreak Firmware 2.0.3.657に更新した場合、アルペジエイター/シーケンス機能が使えなくなるトラブルが発生するようです😓
でも、解決策は簡単♪
ファームウェアを更新後、電源を一度切り、電源を入れ直したら、工場出荷設定(本体初期化)にするだけ♪
これで直りますよ👍🏻
まとめ
とにかく破格の安さで世の中にある様々なシンセ方式を試せる超有能ハードシンセサイザー♪
アナログフィルターもついているのでガジェットとしても良い感じ💡
このシンセの特徴はシーケンス/アルペジオと柔軟なLFOにあります♪
アンビエンスやテクノに向いた機種という印象です👍🏻
オシレーターの種類は多いけれどパラメータは少なく初心者向き😊
分厚い音がでるというよりデジタルのキレイ系な音なのでそのあたりは自分の好みとあっているか要チェック‼️
初ハードシンセという観点からみても末長く共にできるシンセサイザーですよ♪