IK Multimedia社の「IK Product Manager」はM1MAX/Proで動作するのか検証してみた!

IK Multimedia社とは

IK Multimedia社とはDTMにおけるオールインワンプラグイン系のなかでも上位にくるメーカー

特にエフェクトプラグインのクオリティは群を抜き、今や「ARC」という音場補正ツールは仕事道具として見た時、持ってないと「持って」と即時求められるもの!


IK Product Manager v.1.0.4

「IK Product Manager」とは、購入製品の登録、オーサライズ、ダウンロード、インストールから、アップデート確認、オーサライズ解除まで行う管理アプリ

DLはこちら

まずはこのアプリが動かないとIK製品を使うことができません😓

早速ですが、IKの発表によると、

Minimal: Intel® Core™ 2 Duo, 4 GB of RAM (8 GB suggested), macOS 10.10 or later.

とのことで、Intel版であれば動くということ

ちなみに、Intel版MacBook Pro + macOS Montereyでは動作確認済み!

M1シリーズでは「IK Product Manager v.1.0.4」はRosetta 2を介して動くようですが単独で動くアプリであるため、特にDAW自体は関わってきません

M1MAX + macOS Montereyではインストールも問題なく、プラグインのダウンロード、インストール、オーサライズまで順調に終えることができました


IK MultimediaのM1対応状況

22/02時点ではIKもまさかのM1ネイティブ未対応たくさん😳

いまだ、iRig BlueBoardアプリの互換性はなく、Intel版でのみの対応

ただし、下記のプラグインはネイティブ対応へ!!!!!

M1シリーズネイティブ対応

  • Hammond B-3X version 1.3.4以降
  • MODO DRUM 1.1.2以降
  • SampleTank 4.1.5以降※Miroslav Philharmonik 2.0.6はSample Tankで読み込むことでネイティブ対応可能
  • Syntronik 2.0.0以降
  • SampleTron 2 2.0.3以降

M1シリーズRosetta 2での対応

  • IK Product Manager 1.0.3以降
  • Custom Shop 2.0以降
  • ARC System 3.0.2以降
  • AmpliTube 5.0.2以降
  • Lurssen Mastering Console 1.1.0以降
  • MODO BASS 1.5.2以降
  • Miroslav Philharmonik 2.0.6以降
  • MixBox 1.1.1以降
  • T-RackS 5.4.0以降

こうしてみると、ARC SystemとT-RackS、Amplitubeの3主力製品が未対応というのが厳しい()

そもそも、全てがネイティブ対応しないと、DAW自体をRosetta2で起動することになるため意味がないという😓


まとめ

M1シリーズは、M1、M1MAX、M1Proの3種類

メーカーによってはM1には対応するも、M1MAX/Proには未対応という形をとるところもあるのでまだまだM1ネイティブへのシフトは早いかも?

次回は実際にRosetta 2での起動確認記事をお届けする予定です
お楽しみに♪

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