Arturia(アートリア) SPARK LEという最高級重低音が出るドラムシンセ解説+弱点説明

Arturia SPARK LEとは?

Arturia というメーカーが作っている専用ハードウェアコントローラー+専用ソフトシンセの組み合わせで販売されているのがこのSPARK LE💡

ソフトシンセに完全特化したコントローラーとなっていて、ドングルみたいな意味合いも半分あります

※ドングルとは?
 ドングルとは物理ライセンスキーのことでUSBタイプが多くその装置が挿さっているPCでのみ動く仕様

実際には完全なドングルになっているわけではなく付属ハードウェアコントローラーを繋げなくても付属ソフトシンセは立ち上がります💡


ARTURIAってどんなメーカー?

一言で言えば変態メーカーw

とにかく新しいガジェット型プロダクトをどんどん投入してくる

どでかく高いシンセを作るのではなくコンパクトで個性あふれるオンリーワン機材を作るのが得意なメーカー💡

有名なのはV COLLECTION
古い実機シンセ群をPCで動かせてしまうということを2000年代頭にやってのけた業界の先端を行き過ぎるメーカーw

いまやV COLLECTIONを買わずとも似たような扱いやすいソフトシンセ、もしくはリメイクした実機が出てきているのであまり有名ではないかもしれませんが一時期はV COLLECTIONであの実機がPCから!?

なんて騒がれたことも👍🏻
ただし、1つ立ち上げたら当時のPCのCPUオーバーロードするためどう使うんだ感は否めなかったんですけどねw

とにかく、前衛的かつ攻めの姿勢を崩さず毎年ユーザーが欲しがるオンリーワンをリリースしてくるため、シンセフリークは目が離せないメーカーなのです❤️


ソフトシンセ界のシンセドラム重低音なら最強

このSPARK LE、なにがすごいかというと、

ハイブリッドドラムマシン💡

バーチャルアナログ/フィジカルモデリング/サンプルプレイバック

という3種類のドラム音を生成することが可能👍🏻

とくにバーチャルアナログやフィジカルモデリングで生成されたドラムパーツ音はSPARKでしか出せない重厚感があり、海外で流行っているウエイトの重い曲を作るにはまさに最適💡

なんというか時代の先取りをしすぎる音をしていて、SPARKでしか出せない重く少しダークな質感でトラックに配置するとめちゃくちゃ目立ちますw
そしてフィルターのかかり具合もえぐいw

こいつにあうベースを探すのに苦労することになると思います😓

そんなに新しい機材ではないのですが、時代が一回り、または追いついてようやくSPARKみたいな機材が洋楽におけるサウンド基軸になってるんじゃないかな感は感じると思います👍🏻

ほかにも

8モードフィルター/リピート/テープ/リバース/ストロボ/ビットクラッシャー/パン/ミックス/ローラー機能

高品位エフェクト: ビットクラッシャー/ディストーション/ディストロイヤー/コンプレッサー/リミッター/パラメトリックEQ/グラフィックEQ/コーラス/ディレイ/フェイザー/フランジャー/スペースパン/アナログコーラス/アナログディレイ/サブジェネレイター/ピッチシフトコーラス/レズリー/ボーカルフィルター

と、ドラムの音色作りやエフェクティブな時間軸表現など縦横無尽に表現できる機能が用意されています♪

もちろんドラムの音色作りこみパラメータも豊富なのでめちゃくちゃかっこいい電子ドラム音を作ることが可能なんです👍🏻

メーカー特設専用サイトはこちら


シーケンス機能もあるぞ

ステップシーケンサー内蔵し、スタンドアローンでもプラグインとしても動かすことができます♪

とくにXY PADに割り当ててリアルタイム演奏すると最高にかっこいいサウンドを作り上げることができるのが魅力♪

ただし、あくまでSPARK内でのシーケンス機能なので要注意
ほぼDAWなMASCHINEとは異なります😳


MIDIコントローラーにもなる

付属アプリをインストールすることで一般的なMIDIコントローラーとしても機能します♪

XY-PAD、8つの大型PAD、大きなノブひとつと7つのノブ
なによりコンパクトでUSBバスバワー駆動するこの機器はビートメイキングのお供に最適♪

さらには専用ソフトケース付属で持ち運びばっちり♪


弱点もある

SPARKの弱点はリアルタイム演奏をDAWに書き込む時もたる、またはオートメーションが時々おかしくなる点

内蔵シーケンスを使わずDAWで入力したノートで鳴らす場合、なぜか音抜けが発生するもののアットランダムで特定できないこと

この弱点のうち、二つ目の音抜けが致命的で、めちゃくちゃ細かいリズムパターンをDAWから流し込むと100パーセント音抜けが起きてしまい、制作でそれをやろうものなら

ディレクター「毎回ドラムのパターンが違うんだけど?」

って😱なツッコミに怯えることになりますw

私の場合、上記理由で業務用制作にSPARKを利用することはやめてしまいました…


だけど未だ最強の重低音

ARTURIAというメーカーは変態メーカーで(前述文章参照)、時代の先取りしすぎちゃったり逆行しすぎちゃったりするんですw

このSPARK LEはまさに時代の先取り機種

専用コントローラーはわかりやすく、ソフトシンセは無敵の重低音、強烈なエフェクトをXY-PADで縦横無尽にあやつれたり、見た目のコンパクトさからはわからない超スペックだったりします😳

そんなに新しい機材ではないですが、未だこの重さの表現ができるハードシンセやソフトシンセに出会ったことはないですね👍🏻


こんな人におすすめ

リズムが決まったらパラアウトでオーディオ録音してしまえば音抜け問題はなんとでもなります💡

というか波形見れば抜けてる箇所わかりますからねw

業務用としてはリテイクのことを考えると❌ってだけです😓

シンセドラム音を強化したい人や海外で流行っている重低音サウンドを作りたい人にはオススメですよ♪


SPARK LEは国内ではあまり騒がれていない上に、20000円で買えてしまうので、これを使って一躍トップトラックメイカーに躍り出るのもありだと思いますよ😊

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です