Logicでサラウンドを解除してステレオアウトにしたくてもサラウンドのままになるときの直し方やDLS Music Deviceで音が鳴らないなど

Logicでサラウンドを解除してもサラウンド出力のままになる

Logicでサラウンドを解除してもサラウンド出力のままになる原因がわかりました

原因はエンバイロメント画面のClickトラック
このトラックのアウトプットをStereo Outputなどに設定することでサラウンドが解除されます

通常のミキサー表示でどのトラックにもサラウンドトラックがないのにステレオアウトの出力がサラウンドになっているということはなにかしらのトラックがサラウンドトラックのままということ

ClickトラックはLogicのミキサー画面で表示されないため見逃しがちというオチでした

Clickトラックだけがサラウンド出力になっているとステレオアウト1-2にすべての音源のアウトプットを設定しても、ステレオアウトにマスタリングエフェクトがかけられないようになります


Logic Proの気になる挙動

・ピッチベンドのデータが0にもどらないような挙動?
・DLS Music Device

DLS Music DeviceとはAppleのMacに搭載されているGM1と同じ配列のソフトシンセ
PgなどのMIDI情報が効く珍しいソフトシンセです

ところがこのソフトシンセ、最新のLogic ProのMシリーズや後期インテルシリーズのmacOS Sequoiaでは再生中に爆音がなっていきなり無音になるという現象や、CPUの挙動がおかしくなるという現象が発生します

何度か再生しているとまともに再生されることもありますが、されないほうが多いです

チープな音源は貴重なのですが動作が不安定でLogic Proごとクラッシュすることもありましたので使わないほうがよさそうです


まとめ

DLS Music Deviceが実質使えない状態なのは残念ですが、Logic Proの音源というよりAppleのMacの音源なので仕方ないところかなと

ピッチベンドの不思議な動作は直せないわけではないですが少し面倒

サラウンドについては今後空間オーディオを作る人が増えてくるとひっかかりそうな罠

総じて素晴らしいDAWですが、トラブルもあるので油断せず最新版をおいかけすぎないようにしましょう


Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です