Logic Pro11新音源のレビューと全体的な使用感想
Logic Pro11の新音源
Logic Pro11ではStudio BassとStudio Pianoという新たな音源が登場しました
早速みていきましょう!
Studio Bass
Studio Bassはベース専用音源
ベースの弾き方はプレイスタイルから変更となりました
これによりLogic Pro 10時代にあったFinger〜、Pick〜みたいな音色はなくなりBassカテゴリの音色名も一新されています
10時代のプロジェクトを開くと当時の音色をロードできるようですが、11では見当たりません
おそらくサンプラーを立ち上げればあるのかも?
ポルタメントのほかエレキベースで生じるノイズ音も再現可能
Muteの音色はCCを飛ばす仕組み
Studio Piano
Studio Pianoはこのような形に
One Mic版まであるマニアックさ
こちらもピアノで生じるノイズを付加させることができます
ピアノ音源としてみ見た場合、メロウな表現(ヨーロピアンより)が得意で今までのLogicのピアノ音色の問題であった微妙なピッチの甘さがなくなってようやく使えるピアノ音源登場となりました
未検証プラグイン
下記のプラグインが新しい音色ロード時にでてくることがあります
ChromaGlowは、アナログオーディオ機器の温かみと音色の変化を再現するように設計された、サチュレーションプラグイン
ようやく本格的なサチュエーションが加わりました!
※ChromaGlowはAppleシリコン搭載のMacでのみ利用可能
エフェクトカテゴリはDistortionになるようです
ほんとようやくTubeサウンドも扱えるようになりましたね
サラウンド
サラウンドはさらに設定を追い込むことができるようになりました
サラウンド制作ガンガンできるのはすごいのですが、如何せん聞き手の環境がここに達しないという問題があります…
まとめ
今回追加された2音源はサード製の専用音源の代用になれるクオリティ
個性で使い分けできるレベルという感じです
何気にドラムパーツもものすごく増えています
もはやドラム専用音源要らず(ガチでいらない)
多機能極まるLogic
単純に総合的な楽曲制作するのであればこのDAW以外選択肢なし
MA/サウンドミドルウェア連携ならNuendo
一億の分解能を持つMIDIのスペシャリストDAWならDigital Performer
レコーディングスタジオ限定でPro Tools(個人は必要なし)
DAW業界のクラッシャーかつサードプラグインクラッシャーにもなっているLogic
近々どこかのDAWがディスコンしてもおかしくない状況な気配がしますね…
脅威のLogic Pro11、MacかiPadでぜひ堪能してみてください!
無料期間内に触ってみるとその凄さに驚きますよ