Cubase 12へアップデートする方法とレビュー
Cubase12へアップデートするには?
今までeLicenserが必要だったCubase
12からいらなくなるとのことで、どのようにドングルがいらなくなるのか興味津々でしたw
11の入ったライセンサーを認識させた状態で手に入れた12のライセンス認証をさせる過程でUSBドングルから1ライセンスPC3台まで認証できるようになりました
しかもこの認証システム、遠隔でPCのライセンスを切り替えできる様子
このあたりVOCALOID系統にならなくて本当よかった(YAMAHAが絡んでいるので心配だった)
それではライセンス認証の流れを見ていきましょう
ライセンス認証
まずは下記のアプリをスタインバーグWEBより手に入れます
Cubase11でもお世話になっているインストールまでを一括で行うアプリですね
最新版にしてから12の認証をするのが良いでしょう
で、早速ですが最初に重要なことを
青色の部分=ダウンロードフォルダ=コンテンツフォルダ
これ、罠すぎますw
ダウンロードフォルダの指定だけじゃなくライブラリコンテンツフォルダの位置も意味してます()
これを知らずにスルーすると純正ソフトシンセで苦労することになります…
赤色の部分を押すと黄色の入力部分が現れます
ここに12入手時のCodeを入力するだけです
コード入力画面が現れます
なぜか2回現れます
しかも画面違いでw
とりあえずコピーしたCodeをペーストするだけでよいです
すると、エラーで認証できないみたいなメッセージがでますww
気にせず認証を続けてください
と、上記画面がでてきます
2回でてくる場合がありますが気にしないことw
アップグレードを押すと
WEBブラウザが開きます
ブラウザでスタインバーグにログインしてください
すると、またアプリに戻ります
戻る段階でMacの場合上記の「アクセスしようとしています」が現れるので「OK」を押してください
以上
なかなかに不備がありますね😇
PCに慣れてなく初めてDAW購入する人は悲鳴をあげそうな勢い
レビュー
上記のトラックはすべてCubase12純正プラグインのみで作っています
この過程で色々なことがわかりました
まず、うっかりショートカットの「>」を押すと小節モードから秒数モードに切り替わるため、タイムラインが意味不明になったように見えます()
キーエディタと編集ウィンドウのタイムラインをよくみてください
10小節目にタイムラインもってきているのにキーエディタは18やら19になっています()
これは混乱でしかない…😇
だいたい慣れたら、GHで横幅拡大縮小、BNで1小節早送り巻き戻し、数字はツール切り替え、録音は✳︎、再生停止はスペースバーってわかると思いますのでうまく使ってみてください
ちなみに、Cubaseはショートカットに対してテンキー推奨タイプなのでMac使いさん要注意
ソフトシンセについては次回細かく触れますが、Pro版でも純正は4つしかついてきません…
伝説級のループマッシュに関してはまさかのディスコン
一応ループ波形素材としては存在してますが…()
その他オンリーワン系の良いシンセが軒並みディスコンするとは世も末です()
ざっと見た感じループ素材もバリエーションが少なくジャンル偏りが大きい印象
エイブルトンLiveのが頑張ってるかなという印象です
オーディオプラグインについてはある程度揃ってきている印象
Studio One 5 純正プラグインよりは作り込めるかなという感じですね
ただ、12もラウドネス、ピークメーター周りが怪しいです😇
ミックス周りについては相変わらず謎のチャンネルストリップ仕様
センドもオンにすると100パーセントから始まったりなかなか違和感のある仕様
グループフェーダーをいちいち作らなければいけないようになったまま
前は簡易グループフェーダー機能があり便利だったのに…
総じてこれひとつで音楽作れますとはならないため、KOMPLETEをお友達にすると良いでしょう
まとめ
半年くらいリリースを遅らせた結果がこれなので気になってしまうのですが、内容としてはいつものCubase
いろいろと未成熟な面が見られるため、Komplete kontrolがあると便利に感じてしまうというオチ
64bitに設定してみましたが、そもそもそれに応じるだけのソフトシンセがデフォルトで入っているとはいえず恩恵を受けるのはサードソフトシンセやら生音録音後という印象でした
※付属するオーディオループ素材も64bitではないため恩恵は少ない
Windows勢なら苦労してでもDigital Performerを覚えたほうがよいかもしれません
Mac勢はLogicでOKです
どうひっくり返そうとしてもCubaseの勝る点が見つかりませんでした…
今回のアップデートによる一番の利点は忌まわしきドングルを排除したこと
1ライセンス3台までインストールできるようになったこと
革命は起きませんでした
バグもさっと触っただけでいくつか発見
13に期待しましょうとしか😇
次回はまさかの11の悪夢
Groove Agent音鳴らない再来についてです😱