iLok Sharing errorで認識しない時の対処方法
ilokってなんだ?
音楽制作しているとどうしても未だ出てくるUSBキーによるライセンス認証システムのひとつである「iLok」
このキーが挿さっているPCのみライセンスが入っているアプリ起動可能というものなのです
iLokには上記の物理キー認証以外にPC認証とクラウドでの認証もありますが、クラウドはあまり良い噂を聞かないため現時点では物理キーが無難な気配です
最新のiLok ライセンスマネージャーはこちらよりDLしてください
Sharing error
こちらが噂の「iLok Sharing Error」なる画面😳
iLokは音楽業務で数個管理してますが実は初めてみますw
この現象が起きたのはクリーンインストールされたCatalinaにiLok License Managerを入れたとき
具体的な解決方法を早速みていきましょう👍🏻
解決方法
Catalinaの環境設定より「セキュリティとプライバシー」を開きます
そこから「プライバシー」より「アクセシビリティ」を選択すると上記画面のようになっており、おそらくiLok License Managerのレ点がついていない状態になってているのでレ点をつけましょう💡
レ点をつけるには画面左下の🔒マークをクリックしてロック解除する必要があるので注意
レ点をつけたら再び鍵を閉じ、環境設定を終了しましょう
また、同じく「環境設定」項目にある「フルディスクアクセス」に出てくる音楽アプリすべてにレ点をつけておくことをお勧めしたい!
特にLogic Pro Xの場合、ここにレ点が入っていないとiLokが認識できない場合がある気配です💡
Legacy Installers
レガシーインストーラーから10.7のインストーラーをDL
すると、「Old Installers」というフォルダがあり、これをインストールするという記事を見つけましたが、こちらはCatalinaでは動かないためどうも関係なさそう
その他の問題
Sharing Errorが出るケースは様々にあるようで、海外フォーラムを参照する限り、USB HUBからだとNGとかMacのシャットダウン後繋ぎ直して起動し直しなどなど様々にでてきます😓
ただ、クリーンインストールされたCatalinaで問題が出る場合においては、上記の環境設定問題であることが確かなので解決するはずです👍🏻
Mojaveも似た構造なので同じように解決できるはずですよ♪
Macは新型が出るたびセキュリティがどんどん厳しくなってきているため、上記環境設定項目はアプリ追加の度確認しておくことをお勧めします‼️
お店からの一言
iLok2は間も無く寿命を迎えることが多いらしく、唐突にぶっ壊れ困っているという問い合わせが多いと音楽ショップの方からお聞きしました😳
iLok2のままになっている人は早めにiLok3へシフトしておくことをお勧めします‼️
ようやくほとんどのメーカーがイーライセンサーから去り(Cubaseの物理キーで有名)物理キー制約から逃れられつつある昨今ですが、iLokについてはまだまだ物理キーありきのパターンが多く、新サービスであるクラウドもProtoolsが一時的に使えなくなっただのあまり良い噂がありません😓
こんなものが無くても良い時代が早くきて欲しいと思う一方、物理キーを挿せば別のPCでも作業の続きができるといった観点での便利さも無きにしも非ず
いずれにしろUSB-C(Thunderbolt3/4)端子がMacで主流となっているのでiLokもUSB-Cタイプが出てほしいと思ったりもしますw