LG 43UD79-Bレビュー+DTMに4Kは向いているのか実証(ブログ内で結論出ます!)
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スタジオのメインモニターをプラズマTV46インチから交換しLG 43UD79-Bを導入しました!
まずこのモニター自体はとても高性能です!
HDMI端子を4ポート(4K時60Hz x2 4K時30Hz x2)、DisplayPort、USB Type-Cの合計6ポート!
切り替えは本体のジョイスティックでもリモコンでも簡単に可能。
もちろんメニューは日本語です。
DisplayPortは初期設定だとフルHDまでとなっており、メニュー画面のDisplay Port1.2を使用しないに
セッティングすることで4K出力できるようになります。
純正品以外のDPケーブルをつなげると純正品おすすめのアラートが出ます。
HDMI 接続で解像度3840×2160/60Hz を使用するには、
「HDMI ULTRA HD Deep Color」の設定を[オン] にする必要があります。
USB Type-Cなら一本で接続可能、さらにUSB3HUB機能搭載なのでかなり優秀!
重さはスタンドなしで12.3Kg。さほど重いとは感じないですね。
今回はスタンドなしモデルを購入し、TVスタンドに取り付けました。
背面の取り付けネジはこういったスタンドに付属しているネジで取り付け可能。
27インチの液晶モニターよりもネジが大きく取り付け幅も違います。
ピクチャーバイピクチャー(PBP)やピクチャーインピクチャー(PIP)に対応しているので
複数の入力映像を同時に見ることができます。
モニタの電源ランプは初期設定時はオフになっていてついているかどうか一見わかりませんでした。
慣れれば便利なもので余分な光を見なくて済むのが良いです。
さて、次にMacへ繋げるにあたりポイント。
Mac Book Pro 2012とMac Pro 2009を繋げるにあたり下記のケーブルを準備しました。
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DP→HDMI(4K 60Hz対応)変換アダプタ
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4K対応HDMIケーブル
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HDMI-DVI 変換ケーブル(双方向対応)
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MacLab. Thunderbolt → HDMI 変換 ケーブル
以上です。
ケーブル類に関して言うとどれも問題なく動いています。
SYNCWIRE製のHDMIケーブルはとてもしっかりしていました。
どれも量販店では手に入りにくいものばかりなのでネット取り寄せがベストです!
HDMI-DVI 変換ケーブル(双方向対応)に関して、その先にHDMIセレクターをつなげて
二つのモニターに同じ内容を映すようにしていたのですが、
片方のモニターがDVI入力のままだったようで最初全く認識しませんでした。
しかもDP接続側にも影響があり消えたりついたりを繰り返します。
しっかり入力を切り替えた途端直りました。
次に実際の画面について。
GT120では上記のDPケーブルによる接続にて4K 30HzまでMac Pro 2009で表示できました。
ただし、4K 30Hzはマウスがガタつくような描画になってしまうことと
CPU使用率が極端に跳ね上がることからお勧めできません。
WQHDに解像度を落とすことで60Hzで描画できました。
さて、画面を見てみましょう。
4Kでは、
このようにEQが恐ろしく小さく表示され、
イメージ的には腕の半分くらいまで近づかないとまともに操作できません。
さらに腕の半分くらいの距離から画面を見渡すと首と目線移動が激しくとても厳しいです。
Logicの場合はプラグインの拡大率を変更できるため200パーセントにするとようやく使えるレベルです。
WQHDに落とすと、
このようになりようやく実用範囲です。
腕の長さ分くらい離れて作業するとちょうど良い感じです。
このことから4Kで作業するには40インチクラスだと小さい印象です。
そして40インチクラスは画面に近づけば良いと言うわけでもないため
4Kで文字を見たり数字を調整する作業は20インチクラスで近づけて使うか50インチクラスで離して使うのが良さそうな気配です。
では40インチクラスはどうしたら良いのかとなると
やはりWQHDサイズがジャストサイズでした。
DTM的にもちょうどチャンネルストリップも全て表示でき、
さらに編集ウィンドウも確認できます。
ProtoolsでのWQHDだと下記のような感じが録音ミックス時に便利です。
このレイアウトは昨今のDAWらしい下から迫り上がるタイプと全く同じですねw
30インチクラスのWQHDも使いやすいため、DTMには4KよりWQHDが良いと言えます。
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フルHDと比べると確実にWQHDのがDTMに向いているため
DTMとしては
WQHD>フルHD>4K>8K
と言う印象です。
フルHDモニタはサブモニタとしてとても優秀です。
HDMI付のフルHDがあるなら一枚サブ用に保管しておくことをお勧めします!
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フルHDに関しては
27インチがとても使いやすく、
サブとしてなら23〜24インチもお勧めです。
DTMとしてはメインのWQHDモニタに編集ウィンドウとミックスウィンドウを同時表示、常時みたいプラグインはサブモニタに表示させるのが便利です。
4Kならメインのみで全てのウィンドウを表示させられますが前述の通り
サイズと距離をしっかり決めないと逆に利便性が下がってしまいます。
今回の大幅なモニタ構成変更により何をするかによってインチ数と解像度をよく考える必要がある
ことがわかりました。
また、DVI端子やDP端子はもう古い端子の分類になっているようで
それに関するケーブル類も随分安くなっていると言うところです。
今現在はHDMIが主流。
今後はダイレクトにUSB-C接続になっていくのではないかと予想しています。
そういった意味でこのLG43UD79は時代の先取りもしている素晴らしいモニタと感じました。
また、曲面モニタはデザインをしないのであれば大変ユニークでテンション上がります。
少し奥行きが出ますがそれでも一昔前の液晶モニタくらいと考えると良いです。
今回の4Kモニタは平面ですがやはり平面には平面の良さがあります。
どちらが良いと言うわけではないので好みで選んでみてください。
以上ご参考になりますと幸いです!
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