Roli Seaboardの電源の入れ方、MacでのBluetooth認識のさせ方
Roli Seaboardとは
Roli Seaboardとは、MPE演奏ができるMIDIキーボード
5Dタッチとよばれるセンサーを搭載し下記の奏法が可能
叩く(Strike)
押し込む(Press)
左右に滑らせる(Glide)
上下に滑らせる(Slide)
指を持ち上げる(Lift)
2025年時点ではRoliのMIDIキーボードが日本では手に入らず、Osmoseなど高価なシンセサイザーを購入するしかない状態です
Seaboardの電源の入れ方
あまりにシンプルすぎてどこがどうなのかわからないのがSeaboardの特徴

見た目もなかなか特徴的で、白いラインが入っている部分が黒鍵、そのライン側で盛り上がっている部分が白鍵、その隙間となる凹んだ部分は中間のピッチのような形となります

電源の入れ方は本体を正面においた際の中央にある🟢🔵の部分を押す形
電源が入っていない時はこの部分が消灯しているため、一見すると電源ボタンというよりなんらかの端子部分に見えます
Bluetooth認識
Bluetooth認識のさせ方は下記の水色っぽく光っているボタン部分を1プッシュ
ここは充電開始時やこのボタンを押した時、電源オン時にも一瞬点灯します

Mac(Sequoia)で認識させるには下記の準備が事前に必要

AUDIOMIDI設定→MIDIスタジオから上記の画面の黄色で囲んだ部分を押す
Seaboardの左側面のBluetoothボタンを押してMacに表示されたら接続ボタンを押す
MacのFinderのBluetoothアイコンからでは初回認識させることができないので要注意
※一度接続させるとAUDIOMIDIにその設定が残るため、二度目以降は特にMIDIスタジオを開かなくて良い
ROLI Connect
ROLI Connectは本体の登録や関連するプラグインなどを入手できるアプリ

USB-C(3.0以上)でMacと有線接続していればregisterボタンが押せるようになります
※中古品の場合register解除されているか入手前に確認必須
特にregisterしなくてもBluetooth接続や有線接続できMPE演奏できます
Roli専用アプリやプラグインが欲しい方はregisterしましょう
気になる点と次回ブログテーマ
USB接続は認識率が低め?
いくつかのケーブルで試しましたがすんなりとはいきません
認識がうまくいったケーブルでも一旦切断すると再接続できなかったり…
SeaboardのUSB-C端子は本体充電も兼ねているため、充電しながらBluetooth接続が無難かも
バッテリー交換がユーザー側で可能なようには見えません
現在日本代理店もなくバッテリーが消耗したらどうしようもないかもしれません
乾電池動作仕様にすべきだったのではという印象です
仮に乾電池だとしても5Dタッチ部分の故障はいつか来るかもしれず
鍵盤部分がラバーのような構造となっていて劣化も気がかり
末長く持ちたいのに末長く持てる機材とは言い難いイメージです
MPE演奏は面白いですが普通のMIDIキーボードとしては打鍵する力が恐ろしく必要でとても普通のピアノライクに弾けるようなものではありません
次回ブログテーマは「演奏」
果たして制作においてどのような点でメリットがあるのかを探っていきますのでお楽しみに