iLoud MTM MKII登場で小型モニタースピーカーが熱い

iLoud MTM MKII

仮想同軸デザイン(音が一点から聞こえる)のMTMに新しいドライバー、ARC音響補正精度アップ、X-Monitorの対応と新作に相応しい機能を搭載してきた小型スピーカー

IK MultimediaというメーカーのARC音響補正システムはMIXにおいてとても大切


どのスピーカーでも使えますがIKのスピーカーと組み合わせることで高い精度に仕上げることが可能なのです


小さいスピーカー

小さいスピーカーの弱点を見ていきましょう

・ローがでない
・音の厚みがない
・音の膨らみがない
・立体性に乏しい

このような問題点があります

iLoud MTM MKIIでは48 Hz~28 kHzまでの音域を確保

初代よりローが2Hz、ハイが4kHzでるようになりました

バスドラムの重さ成分としては50Hzあたりがポイントになるのでこの点はクリア

それでも足りなければウーハーを足すというところですね

28kHzもあればサンプリング周波数48kHzの音声(DVD、OSの基準音質、Youtube)にも余裕で対応

超ハイレゾには向きませんが現代の一般的な制作環境には適合していますね


小さいは正義

このiLoudシリーズにはMicro Monitorというさらに小さなスピーカーもあります

これだと持ち運びできるレベルになります
音質もハイは問題なし

ロー側がさすがに弱くバスドラムの重たい成分は無理がありますがそこはヘッドフォンで補うのもあり

一般的なPOPSなら問題なくメインスピーカーとして使えると思います


IK Multimedia社の小さいスピーカー総評

IKが作る小さいスピーカーはどれも⭕️

他のメーカーではGENELECがあげられますが価格が高くなることと音質が渋め(スタジオよりで派手さはない)のがポイント
GENELECはDD接続できるスピーカーを使うとびっくりするくらい評価の違うメーカーになりますがそれはまた別の話



まとめ

音楽システムもどんどんスリムになってきているのでこの機会にスピーカーも小型化してフットワークを軽くするのありだと思います

いまやMacBook Pro、MIDIキーボード、iPad、ヘッドフォン、スピーカー、小型オーディオインターフェイスがあればなんでも作れちゃいますからね

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